坂田信弘のラウンド進化論 経験不足は理論と意識と集中で補う

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
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傾斜で最も難しいのは、左足下がりでツマ先下がりの複合傾斜だ。その次に難しいのが、左足下がりのツマ先上がり。3番目が左足上がりのツマ先下がりで、4番目に難しいのが左足上がりのツマ先上がりとなり、最もやさしいのはフラットなライとなる。となれば練習場での練習は、一番やさしいライでの練習ということになろう。実戦には傾斜があり、成功と失敗の経験がモノをいう。アマチュアの方は経験不足だと思う。経験が十分といえるのは、年間30試合以上出ているプロだけである。経験不足は、理論で補うよりほかないのです。

地球の持つ重心軸に垂直に構え首筋を立てる

 左足下がり傾斜、それもシャフトの長いクラブで打つとなったら、少しでもフェースの開きようか閉じようがズレると大きなミスを生んでしまう。それを防ぐには、3つの意識と集中を持って臨む必要がある。一つ目はインパクトの「線」に対してである。

 ゴルフはインパクトを点と考えると難しくなる。なぜならば、この一点という点の限定は難しいからである。10センチの線の中にいくつの点を認識するのかは人それぞれと思うが、点の集合が線を作るは確かなこと。となれば、一点への意識と集中よりは、線への集中のほうが寛大になっていくであろう。その傾向は傾斜で特に強さを増す。

 傾斜ショットはインパクトを線でとらえたほうがいい。球の10センチ手前から球の20センチ先までをインパクトの線とイメージすればいい。

 第2の意識と集中は体重位置である。

 体重は右足、それも右足のカカトにかける。

 左足下がり傾斜なら、傾斜に沿って立てば体重は左足にかかる。それでもシャフトの短いクラブならアドレス前に左ヒザの裏をもみ、左ヒザ裏を柔らかく使えば打っていける。

 しかし長いクラブの場合、それでは不十分だ。シャフトが長いぶん、ダフリのリスクがつきまとう。

 ダフリを防ぐには右足に体重をかける。

 右足に体重をかければ左ヒザが伸び右ヒザは縮む。ヒザの高さのコンビネーションにより、「傾斜なり」ではなく「地球に垂直」に構えることができる。この構えでインパクトの線を意識して打てば、ダフることはない。

 シャフトの長いクラブは傾斜なりの構えでは打てない。傾斜なりということは、体と一緒に首筋も傾くことになる。

 相撲でも柔道でも、常に首筋が垂直に立っている者は強いと聞く。柔道の崩しとは、首筋を垂直位置から外すことをいう。

 首筋を立てておく意識は大切。日ごろから首筋を立てる意識で練習することも必要だ。傾斜地では地球に垂直に構え、首筋を立てることが肝要なのであります。

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