坂田信弘のラウンド進化論 60歳すぎのスイングはフィニッシュで作る

フィニッシュで飛距離をつくる

 ドライバーからピッチングウェッジまで、基本となるのは振り抜きである。振り抜けば、クラブが飛距離をつくる。しかし、残り距離が100ヤードを切ったら自分で飛距離をつくらなくてはいけない。それが100ヤード以内の厄介さである。

 飛距離をつくるとき、50歳までは体のどこに力を入れるか、スイングのどこを意識するかは人それぞれで構わない。トップスイングの大きさで飛距離をつくってもいいし、ダウンスイング、インパクト、フォローのどこを意識したって飛距離はつくれる。しかし、60歳を過ぎたらそうはいかない。

 バックスイングの大きさで飛距離をつくる意識を持っても、インパクトの力加減がバラバラになる。ダウンスイングのスピードを意識すれば、フォローの大きさまでが変わってくる。そうなったとき、頼るべきはフィニッシュだ。フィニッシュに変化と進化を生めば飛距離は伸びる。悪くても現状維持の飛距離はつくれる。肉体強化は必要ない。フィニッシュ以外の他のスイング領域の変化も必要ない。フィニッシュを変えれば、他の領域は変わるものだ。

 70ヤードならここ、80ヤードならこの位置と決めて、そのフィニッシュ位置に向かって振り抜いていけばいいのです。このとき、決めておいたフィニッシュで5秒の静止がいる。5秒の静止が腕を伸ばす。インパクトも安定する。

 60歳すぎのゴルフは、アドレスからバックスイング、バックスイングからダウンスイングとスイングの順番どおりにつくっていってもうまくいかない。フィニッシュだけでつくるべきと思う。

 5秒静止できるフィニッシュをつくる。コントロールショットは打ちたい距離に合わせたフィニッシュの位置を決める。5秒静止のスイングは意志のスイングである。執着、こだわり、徹底、あくなき向上心を見せる静止態のフィニッシュだ。

 フィニッシュへの意識を研ぎ澄ませることができれば、70歳を過ぎてもゴルフは進化していくと思うのです。

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