坂田信弘のラウンド進化論 60歳すぎのスイングはフィニッシュで作る

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(6月25日号)では「坂田塾生がケガをしない理由は、ショートスイングとグリップにあり」を掲載!
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残り70ヤードのアプローチ。フルスイングではオーバーだ。となればスイングのどこを意識して飛距離をコントロールするか。バックスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロー、フィニッシュでの飛距離コントロールと、さまざまなつくりようはある。だが、60歳を過ぎたら方法は一つ。フィニッシュでの距離づくりをお勧めする。

高いフィニッシュで5秒静止

 スイング作りの基本はフルスイングに宿る。その基本とはフィニッシュまで振り抜き、そのまま5秒静止できるスイングである。フィニッシュ直後に体勢が崩れるスイングで基本の型をつくることはできない。

 高いフィニッシュ体勢で5秒静止。このスイングと5秒の静止が向かい風の中でも強度のプレッシャーの中でも、乱れと崩れと萎縮のない基本を生むのです。

 合わせのスイングと合わせの感覚は必要ない。スイングで大事なのは振り抜くこと。1本のクラブでいい。フィニッシュで5秒静止することができればハンディキャップ5まではいける。

 坂田塾生には徹底して1本のクラブを打たせた。古閑美保も上田桃子も6番アイアン1本だけの練習に徹した。そして毎日500球の球打ちで、6番アイアンのスイングを体で覚えていった。6番アイアンで球を打っている夢を見るようになったときから、上達の勢いに加速がついた。

 6番アイアン1本の日々が、戦いに通用するゴルフをつくり上げていった。

 ティショットの飛距離で勝負するゴルフか、アイアンの正確さが武器なのか、アプローチ・パターでスコアをつくるゴルフなのか。

 それを知るには1本のクラブに執着し、ヘッドの走りを覚え、己のスイング型をつくる練習をすればいいのです。

 14本のクラブ全部を練習場に持っていこうとする時点で、ゴルフは壁に当たる。練習の集中力は希薄化していると思う。練習場の玄関、1本のクラブを持って入るか、14本のクラブが入ったゴルフバッグを担いで入るかで練習への気迫は違っているはずだ。練習場でクラブを取っ換え引っ換え打つのは、実利少なき練習と思うのです。

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