坂田信弘のラウンド進化論 メジャートーナメントはプロの「顔」を見る

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(4月30日号)では「狙いどころは一点に小さく絞る」を掲載!
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春はマスターズだ。テレビ観戦のとき、注目していただきたいのはグリーン上のプロの顔である仏調面か、納得の顔か、不満気な顔かを見ていただきたい。特にパッティングを外したときの表情に、注目していただきたいのです。

優勝者を予想してきたが、その予想、外れることはなかった

 原稿執筆の依頼が来たのは、昭和58年の11月。以来、自戦記、観戦記、エッセイ、マンガ原作と、原稿執筆と球たたきの二足のわらじを履く日々を送ってきた。世界4大メジャーの観戦記は、昭和60年のマスターズから書いてきた。練習ラウンド前から現地入りしてスポニチに8日間ぶっ通しで書き、週刊ゴルフダイジェストに18ページ、ほかに週刊朝日に3ページ、翌週には週刊ゴルフダイジェストに勝利者の技術を8ページ書いた。

 取材量勝負、体力勝負の一週間だった。歩く距離、毎日2.5ラウンド、カメラマンと同じ距離を歩いた。宿舎に戻って原稿書き、送稿し、眠る時間は3時間。今はできない。しかし、30年前はできた。私は預言者といわれた。勝利する者を言い当てたからである。なぜ勝利者が分かったか。この理由、観戦記執筆から離れた今であるが故に告白する。私は選手とキャディの顔を見ていた。グリーン上でどんな表情をするか。グリーンでの表情の変化だけで勝利者を予測し、原稿に書いた。

 ショットとパッティングの打数は半分半分。グリーン上のパッティングがヘタで勝利した者はいないが、ショット不調であるもパッティング好調であればツアー勝利はできるのです。

 木曜から日曜まで、パッティングのラインが全部読めていれば優勝だ。だが4日間通してラインを読みきることは難しい。

 左に切れると読んだラインで予想通り左に切れて外れたなら、入らなくともラインは読めていることになる。ラインさえ読めていれば、外れても表情は明るい。あるいは無表情だ。ところが左に切れると思ったラインが右に切れたとき、選手は怪訝な表情を浮かべる。キャディも同じ表情になる。

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