上田桃子に 完成ドローを教えてもらった!

先週のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントで、最終日、見事な逆転劇で優勝を飾った上田桃子。パターの調子が良かったことに加え、持ち味のドローショットの安定感が増したのが、その要因だ。テレビ中継の解説でもドローの精度(曲がり幅)がきちんと調整されている、と言われるように、オフの間のトレーニングが実を結んだといえる。そこにどんな秘密があるのか。本人の言葉で教えてもらおう!

「スイングはヘッドが大きな円を描いて動きます。自分を中心にインサイドから下りてきたヘッドがインサイドに振られるということ。インサイドインが効率よくボールをつかまえられる軌道といえます。特にボールのつかまりが格段によくなっている最新ドライバーでは、ドローを打ちたいからといってインサイドアウトに振るのは効率がよくありません。

真っすぐにアドレスしたら、その場で回転する意識を持ってください。 両足裏全体に体重を乗せ、胸の正面に手元を上げたら、そのまま真っすぐにヘッドの重みでクラブを下ろします。そのとき、体の中心に軸を感じるはず。軸は人それぞれ、背骨に沿っ た細い軸、スタンスの幅の太い筒状の軸だったりします。まずは、自分なりの軸をイメージしましょう」
インサイドから振り下ろした ヘッドをインサイドに振り抜 く。体の軸回転でボールをつ かまえ、ドローを打つ
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軸が壊れやすいのは ダウンスイング

「インサイドから下ろしてインサイ ドに振り抜いてボールをつかまえるには、回転力を上げていく必要があ ります。回転力を上げていこうとすると、ダウンスイングで余計な力が入り、軸が壊れやすくなります。インサイドから早く振り下ろそうとする意識が、右ワキ腹をつぶして軸を大きく傾けてしまうのです。

シャフトは立てて下ろす意識を持ってください。ドライバーもアイアン同様に、腕を縦に振っていきます。 手首のコックが早くほどけると、ヘッドが外から下りてきて遠くに落ちる傾向があります。トップでできた 手首の角度をキープしたまま腕を真下にストンと落としてください。右ワキ腹がつぶれて軸が傾くことなく、 シャフトが立ってインサイドから下りてきます」
手首の角度をキープしたまま、ヘッドの重みで腕を自然落下させる。腕が縦に振られ、シャフトが立って下りてくる
手首の角度をキープしたまま、ヘッドの重みで腕を自然落下させる。腕が縦に振られ、シャフトが立って下りてくる 【拡大】
体の近くで振るからボールがつかまる

「インサイドインの軌道でドローを打つには、縦に振り下ろした腕をインサイドに振り抜くことが重要です。手元を左腰に向けて一直線に最短距離を下ろしてください。そしてグリップエンドと体の距離を変えないように振り抜いていきます。腕が体の近くで振られ、手元を低く抑えた インパクトになります。

インパクトで両腕を軽く内側に絞る意識を持てば、体の正面から手元が外れることなく振り抜けるはず。ヘッドも体の正面にあり、体の回転でフェースが自然にローテーション してボールをつかまえてくれます。グリップエンドが体から離れると、手元が浮いたインパクトになって、フェースが開き右プッシュに。それを嫌って手元を無理やり返せば、引っかけになります。絶対に手先でコントロールしないでください」
トップから腕を真下にストンと落とすが、このとき、右ヒジは体の近くを通過させる意識を持つこと。すると右ワキ腹がつぶれず、自然に腕が縦に振られる。腕を最短距離で縦に振り下ろす感じだ
トップから腕を真下にストンと落とすが、このとき、右ヒジは体の近くを通過させる意識を持つこと。すると右ワキ腹がつぶれず、自然に腕が縦に振られる。腕を最短距離で縦に振り下ろす感じだ 【拡大】

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