坂田信弘のラウンド進化論 プレッシャーに負けないスイングの頼り場所をつくれ

左右均等の体重配分なら、体の真ん中に回転軸をつくりやすい

 眉間、鼻、アゴの縦軸を真っすぐに立てる。そのためには体重配分が大事になってくる。

 3年と11カ月の研修生時代、左体重にしてみたり右体重にしてみたりとさまざまな体重位置のアドレスを試みた。一番飛距離出るアドレスを求めた。そして縦軸を崩さぬアドレスをだ。

 縦軸を守るには左右均等の体重配分とするが最善であることを知った。体重を左右均等にして重心をスタンスの真ん中に置いて構えると、頭のてっぺんから体を貫く縦のラインができた。この縦ラインが捻転軸となった。

 研修生経験を持ち、プロテストに通らず、クラブを置いて包丁に持ち替え、鹿沼の副料理長になった私の師がいった。ゴルフを始めて3年6カ月過ぎたとき、「単純で素朴なアドレスになってきたな」と。無表情のつぶやきだった。うれしかった。師の顔を見て黙って頭を下げた。

 眉間、鼻、アゴの縦軸は、鏡か窓ガラスの前に立てば見ることができる。意識することもできる。触ることもだ。不安なときの頼り場所である。私は今、70歳。大きく振れなくなってきた。しかし今の振りと飛距離でもスコアはつくれる。欲や不安にかられて強振しても、望む結果は得られない。ならば今を大切にしていきたい。今、できるゴルフをだ。

 そして、挑みの気持ちは常に持ち続けていきたい。挑みの気持ちある限り、戦うことはできると思う。変化の先の進化は死なない。過去の飛距離へのこだわりはいらない。今を生きたい。

 左右均等体重で構え、スタンスの真ん中に回転軸を感じる。眉間と鼻とアゴの縦軸を立てたままスイングする。その縦軸が不安や焦りの中でも己のスイングを堅持してくれる頼れる型となってくれましょう。

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