坂田信弘のラウンド進化論 横から強風が吹こうとも、狙いは最大グリーンの幅に定める

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(4月2日号)では「手首から先で生み出せる球筋であった」を掲載!
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左からの強風吹くときのピン狙い。風に流されての曲がりを計算すれば、グリーン左端よりも左を狙いたくなるときはある。しかし「風速○メートルの風だから△メートル左を狙えばいい」と、そのとおりにいかないのがゴルフの難しさだと思う。どんなに横風が強くとも狙いはグリーンを外さない。これは鉄則である。

グリーンの外を狙うと強いプレッシャーがかかる

 ピンまで155ヤード。左からの風。となればグリーンの左サイド目がけて打ち、風に流されてうまくいきゃピン近く、うまくいかなくてもオングリーンとの計算はできる。横風に対してグリーンの左右を狙うショット、成功することも失敗に終わることもある。だが、流され具合を大きく予測したときのショット、いい結果出ること、極めて少ないことをご存じだろうか。横風吹くとき、成否の境目がどこにあるかと申せば、狙いどころである。グリーンの端ギリギリまでを狙えば、成功の確率は高止まりで残る。しかしグリーンを外した地点を目標に打っていくと、ミスの確率は上がるのです。グリーンを狙っている分には大きく曲がらない。しかし、グリーンの外を狙うと、強い横風が吹いていようがすっぽ抜けていくミスが生じる。

 グリーンの範囲内を狙うか、グリーンを外すか。狙いどころの違いが1メートルであっても、結果は天と地ということになりかねない。

 グリーンの大きさというのは、基本縦横30メートルである。半径15メートル、直径30メートルだ。グリーンの端5メートルにピンが切られたとしても、グリーンセンターに乗れば残るパットはどんなに長くても10メートルという計算になる。たとえピンがグリーンの左側にあったとしても、グリーンの左ギリギリを狙って風に流されグリーン中央に乗れば残るパットは10メートル以内。この距離「もうけもん」の距離である。ゴルフにはこの「もうけもん」の考えが必要と思う。

 ゴルフが高いレベルになるほど、精密な計算のうえでマネジメントしようと考えがちだが、計算を重ねて狙いどころを定めるその考え自体がミスを誘発する原因となるのです。

 プレッシャーをかければ筋肉は硬化する。最も敏感に反応し、すぐさま硬くなっていくのは首筋である。不安を抱いたり期待を膨らませたりした精神状態で打てば、どうしたって首筋は硬くなる。首筋硬きまま打てばスイングの動きにもリズムにもぎこちなさが生じ、それがミスへとつながっていくのです。

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