米国ジュニアナショナルチームコーチが上達しない大人たちに贈るアドバイスとは?

ティーチングプロの投票でニューヨーク州のトップコーチに選ばれているジェームス・ホング氏
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米国ジュニアナショナルチームコーチで、2017-2018米国ゴルフダイジェスト誌・ニューヨーク州トップコーチに選ばれているジェームス・ホング氏が、なかなか上達しない大人のゴルファーにアドバイスを贈ってくれたので紹介しよう。

練習場でボールを打つ手をちょっとだけ止めて、周囲の人の練習を見てみてほしい。多くの人は、ドライバーなりアイアンなりを10球以上続けて打っているはず。だが、ホング氏はスイングがある程度固まっているベテランゴルファーには、この練習ばかりすること自体、あまりお勧めしないという。「同じ番手、同じ目標、同じスイングで打つことを『ブロック練習』といいますが、これでは練習がつまらなくなるはずです。8~10球打つと集中切れるというデータもあるくらいです」。ホング氏の下に、1メートルのパッティングを一生懸命に練習している同氏の生徒がいたそうだが、試合でショートパットがまったく入らなかったそう。実は、練習していたものの、同じ練習に集中力が切れていて、“実になっていなかった”というわけだ。

これとは反対に、番手や目標、球筋(アドレスやスイング)を1球ずつ、あるいは2~3球で変える『ランダム練習』という方法がある。そこでホング氏は、「両者ともメリットありますから、『ブロック練習』と『ランダム練習』を混ぜるのがお勧めです。たとえば7番アイアンで一定の振り幅で打つけど1球ごとに目標を変えたり、目標方向は同じでも距離を変えたりするのです。それなら集中力も切れないはずです。ジョーダン・スピースの好きな練習は、距離や狙うカップ、ラインを変えて打つというもの。フックラインやスライスラインの練習でも、ソフトに打ってみたり、強く打って曲がりを殺したりしています。いい練習だと思います」

日本の練習場では、一度打席を決めたら移動できないケースもあるが、それでも『ブロック練習』と『ランダム練習』を混ぜることはできるとホング氏。いくつものヤーデージ表示板を目がけて1球ごとに狙いを変えるとか、打席の前にティペッグや棒を置いて、そこより右や左に打ち出してみるとか、ドッグレッグホールをイメージして打ってみるとか。もちろん、毎回、同じ打席や同じ階で打つよりも、いろいろな打席のほうが対応力は身に着く。

せっかく練習場に行くのなら、効果がある練習をすべき。ぜひお試しあれ。

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