坂田信弘のラウンド進化論 右手3本指を広げて握り、ドローを目指せ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(3月19日号)では「アプローチは『音』を聞け」を掲載!
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初めて球を打ったときのことを覚えておいでだろうか。多くの方は、空振りか、スライスか、チョロであったと推測する。しかし、平成5年開塾の坂田塾熊本校1期生に普通でない者がいた。最初の一発目からドローを打っていた。熊本、札幌、福岡、船橋、東海、神戸の6塾の中で最初からドロー球打ってきたのはその子だけだった。天才だと思った。ドローを打てた理由は、右手の指3本にありました。

鉛筆の持ち方がクラブの持ち方に通じる

 何ごとも最初が肝心である。「最初」とは、ゴルフに関して申せば最初にクラブを握るときの話ではない。初めて鉛筆を握る、箸を持つというところまでさかのぼる。なぜなら鉛筆の持ち方はクラブの握り方に通じ、食事の姿勢はアドレスの姿勢に通じるからだ。すべての稽古事は鉛筆の持ち方、箸の持ち方につながっているのではないかと思う。坂田塾では、漢字の書き取り、英単語の書き取りをさせた。子どもたちには

「お世話になった方に礼状を書くとき、縦1行のうち7文字は漢字を使え」

「海外に行ったとき、食事の注文できる英語力は必要である」

 との理由で書き取りをさせていたが、実のところは鉛筆を正しく持たせたかっただけの話であった。

「お前は鉛筆の持ち方がなっていない」

 と、注意すればその子の親を非難することになる。親が非難されていると知れば子どもは悲しむ。子どもたちにその悲しみを与えたくはなかった。だから漢字の書き取り、英単語の書き取りを目の前でやらせて、「ここをこう持て」と鉛筆の持ち方を直させたのです。

 坂田塾で子どもたちを教える以前にも、私に教えを請うてきた人はいた。プロテスト合格を目指す研修生であり、長男雅樹にもゴルフを教えた。当時は「見て覚えろ」が私の指導の基本姿勢であった。私自身、ゴルフは目と耳で覚えてきた。だが、子どもたち相手だとそうはいかない。子どもたちは己の長所と短所を見分ける目を持っていない。見て覚えようとすれば私の短所までも模倣してしまう。だから私の欠点が入らぬように、手取り足取りの指導をした。鉛筆の持ち方から指導していった。

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