坂田信弘のラウンド進化論 座禅呼吸でスイングリズムを整える

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(3月12日号)では「ダフリ、トップの連発は地面の硬さ軟らかさを疑え」を掲載!
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季節は冬真っ盛り。寒い日のラウンドでは体が回らずスイングが浅くなる。浅いスイングがもたらす最も大きな弊害は呼吸が浅くなることだ。浅い呼吸は打ち急ぎを生み、スイングの型もリズムもバランスも壊す。いくら寒くても、体を回しにくくても、暖かいときの呼吸は必要と思う。振りを大きくすることは難しいが、呼吸の維持は難しいことではない。できるはずだ。

吸いながら上げ吐きながら下ろす

 寒さで体が回らなければスイングが浅くなり、スイング浅くなれば呼吸も浅くなる。そして打ち急ぎが生じる。

 打ち急ぎは「飛ばしたい」の欲や「ミスしたくない」の恐怖だけで生じる現象ではない。呼吸浅き故に生じるミスでもある。

 それを防ぐために、アドレスからトップスイングまでは息を吸いながら上げていく。冬、肩を回しても肩は回らないものだ。バックスイングで左グリップの飛球線後方への突き出しをすれば肩は回る。このときの吸いの息は深い。そしてダウンスイングからフォロースルーでは息を吐く。この「呼吸とスイングの合致」を徹底していただきたい。これでバックスイングは深くなるし打ち急ぎも防止できる。寒い冬の朝「体が回らない」と感じるときのショットほど呼吸の重要性は増す。

 動きに呼吸を取り入れるのはゴルフに限ったことではない。ボクシングだってパンチを繰り出すときは小さく声を出すと聞く。剣道も柔道も技を繰り出すときは声を上げる。息を止めて声は出せぬ。声を出せば息を吐くことになる。人間の体は息を吐くときにスピードが出るようになっている。逆に吸う息のときの動きは弱い。息を止めるはなお弱い。だから力やスピードが要るときは息を吐く。

 スイング中の呼吸に無頓着な人、あるいは息を止めて打っている人は、ご自身の中にある力やスピードをそいでいるも同然なのです。

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