絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.41 ボビー・ロック




「あるがままとはボールのライにとどまらず、
天候、体調、環境など、すべてが含まれる」



ボビー・ロック
1917年11月20日生まれ、南アフリカ出身。同国初のメジャーチャンピオンとなり、全英オープン4勝を挙げている。パットの名手でも知られ、ゲーリー・プレーヤーら後進のプロたちに大きな影響を与えた。87年3月9日没。

ありのままの自分でプレーする謙虚な心を持とう

自分をよく見せようとして見栄を張ると、恥をかいてしまうハメとなる。できないことはやらないほうがスコアもまとまる
自分をよく見せようとして見栄を張ると、恥をかいてしまうハメとなる。できないことはやらないほうがスコアもまとまる 【拡大】
 ゴルフルールの4大原則では以下のようになっています。

(1)一つの球を打つ
(2)連続したストロークで打つ
(3)あるがままに打つ
(4)ホールアウトする

 3つ目の「あるがままに打つ」というのは、ゴルファーの皆さんがよくご存じのように「ボールが置かれている状態(ライ)で打つ」ことです。OBやウォーターハザードに打ち込んだ場合は罰打を加えて所定の場所からプレーを再開しますが、これはプレー可能な状態に戻すための「救済」です。

 でも、ボビー・ロックがいうように、あるがままとはボールのライだけではないのです。

 ディボット跡のようにライがよくない場合は、ボールを上げようとしないでなるべく転がすという具合に、技術面において的確な判断を下すことも大事ですが、彼の格言はメンタル面にも及んでいて、謙虚な姿勢でゴルフプレーに臨むことの重要性を教えてくれます。

 あるがままの状態でプレーすることは、「素の自分のままでプレーする」ことに通じます。例えばコンペに出たとします。多くの人は自分をよく見せようとして、自分の実力以上のことをやろうと高望みしますが、大抵は失敗してしまうでしょう。体調がよくないときなども、最高のプレーを見せようと見栄を張ると、結果として恥をかくケースのほうがとても多いのです。

 天候にしても悪条件下ならよいスコアを出そうなんて思わず、普段よりも目標スコアを多く見積もってプレーしましょう。雨が降ろうが風が吹こうが、どんなときも自分のできることに徹してプレーすることが肝心です。

 ゴルフは欲との闘いでもあります。自分のできないことをやろうとした時点で負けです。強いゴルファーほど、ありのままの自分でプレーする謙虚な心を絶対に忘れません。

今週のまとめ
「自分のできることだけをやろう」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年12月18日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は2/13(水)更新予定


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