坂田信弘のラウンド進化論 トップスイングまで目をつぶって打つ

目を開けたショットをやさしいと思える練習

 ヘッドアップの悪癖を直したいのであれば、目を閉じて打てばいい。

 目を閉じればヘッドアップを封じ込められるだけでなく、球と体の距離が適性になるという利点もある。坂田塾の塾生たちにも目を閉じさせた。多くの塾生は、試合に出ると球と体の距離が離れてしまっていた。試合へのプレッシャーが、球から体を遠ざけたのである。拳1個ぶん球から遠くなっていた。試合から帰ってきた日の夜の練習、空振りしていた。

「球より離れすぎだ」

「これ以上は怖くて近づけません」

 その繰り返しだった。そこで塾生に目を閉じて打たせた。いい球が打てたところで目を開けさせると

「こんな近い距離で打ったんですか?」

 と、みなが驚いた。

 アマチュアの方に目を閉じて打てというのは無理な話だ。まずは目を開けて自分の距離で構える。そして目を閉じてバックスイング始動に入り、トップからの切り返しで目を開ける。これは集中力の鍛錬にもなる。目を閉じている間は球もヘッドも見ることはできない。頼るは集中力だけだ。無心になる。

 目を閉じて2球打ち、3球目は最初から目を開けて打つ。すると目を開けて打つことがいかにやさしいか実感できる。練習では難しいことをするべきではない。やさしいことをしたほうが上達は早い。やさしさを生むがための目を閉じての2球である。

 坂田塾生たちを強くした球3球の練習。ぜひお試しください。

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