絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.40 ウォルター・へーゲン




「グリップは、手だけのものではない」



ウォルター・へーゲン
1892年12月21日生まれ、米国ニューヨーク州出身。メジャー11勝の歴代3位の記録を持つ往年の名プレーヤー。生涯アマチュアで通したボビー・ジョーンズと同世代にプレーし、プロとしてのキャリアを全うした。1969年10月6日没。

両足で地面をしっかりグリップし、足裏の感覚を敏感にする

目で見るよりも両足の裏の感覚を研ぎ澄ますと、フェアウェイやグリーン上の傾斜を感じ取りやすい
目で見るよりも両足の裏の感覚を研ぎ澄ますと、フェアウェイやグリーン上の傾斜を感じ取りやすい 【拡大】
 グリップは体とクラブをつなぐ唯一の接点です。それ故に両手を正しく握ることの重要性を、どのレッスン書も説いています。

 でもウォルター・へーゲンは「グリップは手だけのものではない」と語っています。これは「足にもグリップがある」という意味でしょう。「大地をグリップするように」といった表現もしばしば使われます。

 下半身はスイングの土台です。スイング中に両足がふらふらしていたら、体のバランスが保てず、ヘッドの軌道が乱れてさまざまなミスショットを引き起こします。両足をまったく動かさないくらいまで下半身をコチコチに固めるのもよくありませんが、アドレスでは誰かに体を押されてもビクともしないくらいの下半身の安定感は必要です。

 へーゲンの格言を通して、私から多くのアベレージゴルファーに伝えたいのは、「足の裏で感じましょう」ということです。

 クラブは手で握り、腕を振るのですから、手の感覚が絶対に必要です。手の感覚でクラブをコントロールするのです。足もそれと同じで、足の裏でその場所の微妙な傾斜とか、バンカーなら砂の硬さなどを感じ取っていただきたいのです。

 フェアウェイからのショットで、3度くらいのちょっとした傾斜でも普通に打ったら簡単にダフってしまいますから、打つ前に両足の感覚を研ぎ澄ませましょう。また名手たちはパットを打つときも、足の裏で傾斜をキャッチしています。グリーンを読むときは目だけで見るのではなく、足の裏でも感じ取ることが大切です。グリーンの傾斜が読みにくいときは目をつぶったほうが、体で感じやすくなります。

 へーゲンの格言はとても奥が深くて、スイングの技術面だけでなく、コースマネジメント面においても重要なことを説いていると思うのです。

今週のまとめ
「両足の裏で感じよう」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年12月11日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は2/6(水)更新予定


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