坂田信弘のラウンド進化論 バンカーのダフリ、トップは、球の上のヘッド構えで防ぐことはできる

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

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バンカーショットのダフリ、トップは、即ダブルボギーかトリプルボギーに直結するミスである。出すだけでいいと思えばダフり、寄せてやろうと思えばトップが出てしまう厄介なアプローチである。ダフリ、トップの回避手段はあります。トップスイングの位置を変えたり、手首を使ったりとスイングをいじる必要はありません。そんなことをすれば、ますますダフリ、トップの出る確率は高まるばかりだ。アドレス時のヘッド位置を変える。ただ、それだけでダフリ、トップの出る確率は激減するのです。

体が前後にズレるとダフリ、トップが生じる

 バンカーショットでイヤなミスはダフリだ。大きくダフれば再びバンカーの中だし、かといってトップもダメだ。ホームランだとOBもあり得る。バンカーからOBとなれば、ゲームの流れは一気に悪くなる。何よりも自分のやっていることに、疑心生じるのが怖い。

 思いどおりの位置にヘッドを入れることは、ゴルフの基本中の基本なれど、バンカーショットはそのミスに最も否寛容なショットと思う。ミス、許さずだ。

 バンカーで正確なインパクトをつくるには、左腕一本で線作り練習をすればいい。線消しではなく線作りだ。少しずつ下がりながら左腕一本の連続素振りを行う。そしてインパクト跡が真っすぐな線になることを目指す。

 右腕一本で同じことをした場合、一直線の跡をつくるのは難しい。右腕で振れば体が前に出やすくなり、インパクトで体が開いてしまうからだ。左腕一本での素振りなら、体の開きはない。だから常に同じ一点にヘッドを入れられるようになる。

 バンカー練習は左腕一本の線作りが最善。そして実戦でのダフリやトップをなくすには、構えを変えればいい。

 貴兄は、球の右横にヘッドをセットされるであろう。そうではなく、球の上にヘッドを浮かせてセットすればいいのです。フェースで球を隠すようにアドレスする。これだけでバンカーでのダフリ、トップは激減します。

 なぜか!? ダフリ、トップは体が左右にズレるために生じるミスと思われがちだが、それだけではない。前後にズレるが故に起きるミスだ。球の横にヘッドをセットすれば、バックスイングで上体の前傾が深くなる。人間の体には反動力が備わっているため、バックスイングで体が前に出ればダウンスイングでは起き上がる。上体の浮き沈みこそがダフリ、トップの正体である。

 自分からボールが見えないように球の上にヘッドをセットすれば、アドレス時の前傾角度を保ったままスムーズにヘッドを上げていける。その構えこそが、反動力を最小限に抑えてダフリ、トップのミスを防ぐ基本手段なのであります。

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