絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.38 アーネスト・ジョーンズ




「ゴルフコースはスイングの欠点を発見するところであり、
練習場はスイングの欠点を直すところである」



アーネスト・ジョーンズ
1879年1月1日生まれ。英国を代表する心理学者で知られ、医学者でもあった。数々のゴルフ格言も残しており、ゴルフにも造詣が深かったと推察される。1958年2月11日没。

多くの人はコースをスイングチェックの場と勘違いしている

コースはスイングを直す場ではない。スコアをどうつくっていくかのゴルフゲームを楽しみつつ、自分の課題を見つけよう
コースはスイングを直す場ではない。スコアをどうつくっていくかのゴルフゲームを楽しみつつ、自分の課題を見つけよう 【拡大】
 アーネスト・ジョーンズは心理学者らしく、この格言にはコースや練習場におけるメンタルの在り方をうまく説いています。私自身も多くのアベレージゴルファーの方々に、「コースは舞台、練習場は稽古場」ということをよく話しますから、共感するところがかなりあります。

 普段の練習では、自分の欠点を見つけて直す。コースでは練習の成果をどれだけ発揮できるかを試す。コースは「課題を見つける場」でもあり、そして練習場で課題をクリアし、またコースで試してみる。その繰り返しで上達していくのです。

 コースはスイングを直す場ではありません。スタート前の練習で調子がよくないと不安になって、その場でスイングを修正しようとしたり、ラウンド中にスイングをあれこれといじったりしては、余計に自分のスイングを見失ってしまいます。

 ゴルフは「ターゲットスポーツ」です。目標を決めて、狙った目標に対してどういう球を打ちたいかイメージすることを習慣化しましょう。そして実際に打ってどんな球が出たのか? うまく打てたか? ミスしたなら、どんなミスが出たのか? こうしたことを把握し、練習の課題として修正していきましょう。

 残念なことに、ほとんどのゴルファーはスイングチェックに夢中で、「ゴルフをしていない」状態に陥っています。スイングは手段でしかないのに、目的と手段が逆になっているのです。いいスイングをすれば、いいスコアが出せるわけではありません。目標への意識が曖昧では、いいスイングをしても目標にちゃんと飛ぶとは限らないのです。今日は吉が出た、凶が出たなどと、おみくじを引いているようなものです。

 スイング論ばかりに走らないで、コースをどう回るかのマネジメントを第一に考えて、そこから自分の課題を見いだしましょう。

今週のまとめ
「コースは舞台、練習場は稽古場」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年11月27日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は1/23(水)更新予定


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