絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.35 ダイ・リース




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(1月8日・15日合併号)
最終回は陳清波の格言。ぜひともご一読を!
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「非常に速いバックスイングをする者に、
一流のプレーヤーはいない」



ダイ・リース
1913年3月31日生まれ、英国・ウェールズ出身。第二次世界大戦中に活躍した名プレーヤー。後にライダーカップ(昔の英米対抗戦)のキャプテンを5度務め、英国チーム最高の主将といわれた。83年9月10日没。

バックスイングは「準備動作」であって、「目的」ではない

バックスイングが分からなくなったら、連続素振りを繰り返そう。自分に合ったテンポやリズムがつかめてくる
バックスイングが分からなくなったら、連続素振りを繰り返そう。自分に合ったテンポやリズムがつかめてくる 【拡大】
 ダイ・リースの格言の後には「ヘッドのスピードは必要だが、バックスイングのときには、まだその必要はないのだ」という言葉が続きます。

 これはバックスイングにおけるテンポの話で、アベレージゴルファーの皆さんも、「バックスイングはゆっくり上げなさい」と教えられたことと思います。ところがプロたちのバックスイングはけっこう速いですし、クラブをすーっと上げている感じに見えるプレーヤーも実際は速いです。

 バックスイングのテンポはゆっくりがいいのか、速いのがいいのかが論点となりそうですが、どちらにしても両極端はいけません。リースの格言は昔からあって、そのために現在はバックスイングがゆっくりすぎる人が増えたともいえますし、一方でクラブの軽量化が進んだ影響からバックスイングが速すぎる人も増加しているといえます。

 スイングの目的とは、ダウンスイング以降でヘッドを走らせてボールを打つことにあります。運動でいえば筋肉を縮めて、一気に伸ばしてパワーを放出するようなイメージです。バックスイングは目的を達成するための「準備動作」ですから、バックスイングだけが大事なわけではありません。

 バックスイングを重視しすぎては自分本来のテンポを見失ってしまいがちです。リースの格言をひもとくと、「バックスイングでスイングが終わるわけじゃないよ」「力もスピードもいらないよ」ということに行き着くのではないでしょうか。

 トップとフィニッシュの間を往復させる連続素振りを繰り返すと、自分がクラブを気持ちよく振れる感覚やスピードが分かってきます。そこから自分なりのバックスイングのテンポやリズムをつかんでください。

今週のまとめ
「バックスイングを深く考えすぎない」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年11月6日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は1/2(水)更新予定


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