絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.34 青木功




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(12月25日・1月1日合併号)
第42回は陳清波の格言。ぜひともご一読を!
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「ゴルフは所詮ベタ足の手打ちだ」



青木功(あおき・いさお)
1942年8月31日生まれ、千葉県出身。64年にプロ入会し、尾崎将司とともに「AO時代」を築いた。83年にハワイアンオープンで日本人男子初の米ツアー制覇など、日・米・欧・豪の世界4大ツアーで優勝する快挙を達成。レギュラーツアー、シニアツアーを含めて世界中で80勝を超える。

土台を安定させておき、手を使ってボールに回転をかけるのがゴルフ

フェース面を使って、ボールコントロールして、狙ったターゲットに運んでいく。ゴルフは手がエンジンで、手がクラブをコントロールするというのが正解だ
フェース面を使って、ボールコントロールして、狙ったターゲットに運んでいく。ゴルフは手がエンジンで、手がクラブをコントロールするというのが正解だ 【拡大】
 ゴルフの本質をとらえていて、とても重要なことを、多くのゴルファーに簡潔に伝えている格言です。

 青木功さんほど、「クラブをどう動かせば、こういう球が打てるのか」を深く考え、追求している人は他にいないと私は思います。クラブに仕事をさせて、クラブに勝負させるために、常にイメージを働かせているのです。

「ベタ足」とは両足のカカトを地面から浮かせないようにして、下半身の動きをなるべく小さく抑えること。下半身はスイングを支える土台のようなもので、土台がぐらぐら動いてはクラブのコントロールが難しくなります。ベタ足にしておけばスイング軌道の安定性が高まるのです。

「手打ち」は青木さんらしい表現ですが、要は「手の感覚を大事にしましょう」ということです。青木さんに限らず、ボビー・ジョーンズやベン・ホーガンら昔の名手たちはグリップの重要性を説いています。

 どうしてグリップが大事かというと、手の感覚で球を打ち分けているから。フェードやドロー、高い球や低い球などの打ち分けも、最終的には手の感覚がモノをいうのです。

 ところが最近のレッスン書では、「一番器用な手をなるべく使うな」という表現がよく見られます。体が主役で、手が脇役みたいな考え方に移行している傾向があり、そのために体ばかり回して、肝心の手が使えず、腕もしっかりと振れていないパターンに陥りやすいのです。

 よく考えてみてください。「手を使うな」なんていっているスポーツが他にありますか? 卓球などは手を使わないとボールがどこに飛ぶか分からなくなります。ゴルフだってフェース面をコントロールして球筋を打ち分けるのですから、手を使わないとゴルフにならないわけです。そこを間違えないようにしましょう。

今週のまとめ
「ゴルフは手や腕が主役だ」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年10月30日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は12/26(水)更新予定


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