絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.28 ダグ・フォード




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(11月20日号)
第37回は戸田藤一郎の格言。ぜひともご一読を!
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「諸君は自分でクラブを選ぶことを学ばないといけない。
なぜなら諸君以上に、
諸君のスイングをよく知っている者はいないからだ」



ダグ・フォード
1923年生まれ、米国出身。55年の全米プロを制し、57年のマスターズでも優勝。米ツアーで63年までに通算19勝を挙げ、2011年に世界ゴルフ殿堂入りした。18年5月14日没。

キャディさん任せのプレーばかりではレベルアップしない

 ダグ・フォードの格言は非常に奥深くて、一般のアベレージゴルファーの方々にとってはゴルフの座右の銘にしていただきたいくらいです。

 ゴルフスイングにおける自分の体の動きというのは、自分が一番よく知っているはずですが、逆も然(しか)りでクラブを振るときの自分の動作がどうなっているかを分かっていない人も案外多いかもしれません。

 でも100が切れない人は自分のスイングのことばかりに意識がいって、コースの観察力が乏しいところに一番の問題点があるのです。例えばキャディさんに「残り何ヤード? 140ヤード? じゃ、7番アイアン」という具合に、すべて他人任せのプレーをしていませんか?

 ピンまで140ヤードのアイアンショットを打つ場面でいえば、いかにいいスイングをするか、いかにグッドショットを打つかを考えるよりも、グリーン周りの状況を見て「本当に7番アイアンがいいのか? 8番アイアンで打ったほうが安全ではないのか?」など自分で考えるべきです。

 ゴルファーなら「コースの匂いを感じる」ことが重要です。ピンの位置や風向きを見て、自分で考えて、自分でジャッジをしましょう。「コース読み」が大事であって、自分で学びながら経験を積んでいかないと上達のキッカケがつかめません。クラブ選びだけでなく、パットの「ライン読み」にしても、キャディさんに聞いてばかりいないで、自分の脳内で処理しましょう。グリーン上のライン読みは、本来はすべて自分でやるべき作業なのですから。

 キャディさんに「2カップ左を狙いましょう」といわれたままにしていては進歩がないのです。「芝の色がこう見えるから、こうじゃないかな?」「傾斜がこう見えるから、こう曲がるんじゃないかな?」などと想像力を働かせるクセをつけてください。

今週のまとめ
「コースの匂いを感じるクセをつけよう」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年9月11日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は11/14(水)更新予定


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