絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.26 アーノルド・パーマー




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(11月6日号)
第35回はダイ・リースの格言。ぜひともご一読を!
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「フォロースルー自体はボールの飛行となんら関係はない」



アーノルド・パーマー
1929年9月10日生まれ、米国ペンシルべニア州出身。メジャー7勝を含むプロ通算95勝を挙げた、米国を代表するスーパースター。赤、黄、白、緑の4色の傘のロゴマークが特徴のアーノルド・パーマーブランドも有名。2016年9月25日没。

きれいなフィニッシュがナイスショットの決め手ではない

ゴルフスイングはインパクトまでの動きが肝心。フォロースルーはインパクトまでの動きの延長であり、フィニッシュはその動きの結果だ
ゴルフスイングはインパクトまでの動きが肝心。フォロースルーはインパクトまでの動きの延長であり、フィニッシュはその動きの結果だ 【拡大】
「フィニッシュはナイスショットのバロメーター」とか、「ミスしてもいいからフィニッシュをしっかり決めなさい」など、とにかくフィニッシュさえきれいに決めればスイングが自然に安定する、という話をよく耳にしませんか?

 実際、アマチュアの多くはフィニッシュの形を気にしますし、私のスタジオにやって来るゴルファーの方々も「フィニッシュが大事ですよね」と異口同音にいいます。

 確かにそれも一理ありますが、ゴルフスイングというのはインパクトまでの動作が大事です。クラブをいかにきれいに振り抜いていくかよりも、ボールをいかに正確に打ち抜くかが重要なのです。フォロースルーはインパクトまでの動きの延長であり、フィニッシュはその動きの結果と考えましょう。

 アーノルド・パーマーは独特なハイフィニッシュでよく知られましたが、この格言を通して、「フォロースルーやフィニッシュはそれほど重要ではないよ」ということを多くのアマチュアゴルファーに伝えたかったのではないでしょうか。ボールをいかに強く、正確にヒットするかを身上にしていたパーマーらしい言葉だと思います。

 私はスイングで悩んだ人には、インパクトバッグをクラブで思いきり叩く練習を勧めています。小さなボールがうまく打てないとフェース面をボールに丁寧に当てる動きになりやすいですし、フィニッシュまできれいに振ることばかり考えてもインパクトへの意識が希薄になりがちです。

 フィニッシュも大事ですが、肝心なのはインパクトです。「スイング」よりも「ヒット」。パーマーのように「ボールを思いきり打ち抜く」気持ちになれば、いろいろな悩みがすぐに解決できるでしょう。

今週のまとめ
「ボールを思い切りよく叩け」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年8月21・28日合併号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は10/31(水)更新予定


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