絶対に100をたたかない もりモリ総研 新展開vol.23 岡本綾子




往年の名手たちの格言を吟味し、その真意をひもといていく新展開!
週刊パーゴルフ最新号(10月16日号)
第32回は小針春芳の格言。ぜひともご一読を!
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「ゴルファーは、ハンディキャップの数だけヘッドアップするのよ」



岡本綾子
1951年4月2日生まれ、広島県出身。大和紡績ソフトボール部でエース兼4番として71年の和歌山国体で優勝。その後ゴルフに転向、74年にプロ入り。以降は目覚ましい活躍で日本女子ツアー44勝。米女子ツアーに参戦してからも17勝を挙げて、87年には賞金女王を獲得した。

体の動きしか考えない人ほどヘッドアップしやすい

ヘッドアップしてしまうのは自分でクラブを振ろうとするからで、ヘッドを生かそうとする人はヘッドアップなんてしない
ヘッドアップしてしまうのは自分でクラブを振ろうとするからで、ヘッドを生かそうとする人はヘッドアップなんてしない 【拡大】
 岡本綾子さんの言葉はまさに名言で、ヘッドアップはロングショットだけではなく、アプローチやパット、特に短いパットに起こりやすい現象です。そして岡本さんがいうように、多くのアベレージゴルファーはヘッドアップの数だけミスショットを犯しています。

 ところでヘッドアップの正体が何かを考えたことはあるでしょうか? ヘッドアップには幅広い意味があって、インパクト前に顔が早く目標を向く、頭が目標方向に流れる、上体が起き上がる、などの症状を指しますが、すべては体が開いてしまっているところに問題点があるのです。

「ヘッドアップしてはいけない」「頭を残して打たなくちゃ」と考えてもヘッドアップが直らないのは、自分でクラブを一生懸命に振ろうとして、ヘッドの動きを考えていないからです。そのために体ばかりが先にいこうとして、ヘッドの遠心力が使えないのです。バックスイングはこうしよう、ダウンスイングはこうしよう、などと体の動きばかり考える人ほど、ヘッドアップが起こりやすくなります。

「クラブが主役で、自分は脇役だ」という意識を持つことが大事です。ハンマー投げではありませんが、ヘッドを先に進ませようと思えば体は開きにくくなります。顔が目標と反対側を向いていても、クラブが先にいけばいいのです。

 ドライバーなどのロングショットにもいえますが、短いパットで目がボールを追ってしまうのは体が流れるからです。そのためにヘッドが出ていかず、結果的にフェースが開いてカップの右に外してしまうのです。カップの右に絶対に外さない意識を持てば、ヘッドがちゃんと出ていってカップインしやすくなります。

 クラブを主役とした動きをマスターするためにも、もう一度自分のスイングを見直しましょう。

今週のまとめ
「クラブが主役で、自分は脇役だ」

構成・三代崇 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2018年7月17日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※次回は10/10(水)更新予定


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