坂田信弘のラウンド進化論 60歳を超えたら回転力を求めよ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(10月9日号)では「緊張下でも球が曲がらぬ体重位置を知る」を掲載!
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若きころは捻転力で飛ばす。やがて、体重移動で飛ばすようになる。だが60歳を過ぎると、捻転力による飛ばしにも体重移動による飛ばしにも無理が生じてくる。飛距離を生む力が生じないがためだ。60歳すぎのゴルファーに飛ばす手だてはないのか……。あります。捻転力でも体重移動でもない、回転力で飛ばす手段が残っていました。

飛距離に不安を覚えるとティアップが高くなる

 パー3はゴルフの基本である。パー3なら「パー3ホール×1」、パー4は「パー3ホール×2」でありパー5は「パー3ホール×3」と考える。これは距離ではなくショットの回数。パー3で1オン3回するのと同様の精度のショットを打てれば、パー5でもパーオンできる。つまり「パー5ホールはパー3ホール3つ分」と認識すればいい。

 パー3ホールは大たたき厳禁のホールだ。パーで上がるのが理想だが、かなわずともできる限りいいスコアで上がりたい。

 パー3ホール、普段、トリプルボギーのゴルフをしている人ならダボ、ダブルボギーのゴルフをしている人ならボギー、ボギーのゴルフの人はパーを目指す。

 そのためには、パー3ホールこそ飛距離が欲しい。同じ150ヤードを7番アイアンで打つか9番アイアンで打つか。9番で打てたほうがゴルフがラクになるのは当たり前の話。

 パー3ホールのティグラウンドに上がる。

 このとき、好きな場所、好きな高さにティアップできるわけだが、ティの高さに無頓着になってはいけない。大まかに分ければ高いティアップ、低いティアップ、そしてティなしのノーティアップがある。

 私の場合、基本は低いティアップである。しかし、自信を持って振ることのできないスイングの調子が悪いとき、あるいは飛距離に不安があるときは、無意識のうちにティアップが高くなる。ティアップを高くすることでダフリを防ぎ、球を横からも縦からも打ちやすくしている本能の行為だと思う。ゴルフには、この本能の行為が多い。特にラウンド100が切れない方に。

 となれば、高いティアップは不安の表れである。ティを高くしていいことはない。

 プロでも飛距離に不安を覚えると高くティアップしがちだが、ミスの出る可能性は高まる。コスリ球が出る。方向は右、飛距離はショートだ。飛距離への不安が先行して、方向への集中を欠いた心理状態が高いティアップなのです。

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