坂田信弘のラウンド進化論 ミスではなく成功を想定せよ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(3月27日号)では「止めるアプローチは左ヒザの余裕で打つ」を掲載!
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コース攻略の基本は安全ルートの確保から、という考えは理解できる。ミスを想定し、そこから安全ルートを導き出す……というコース攻略の手段なれど、その考えには大きな危険が伴っていることをご存じの方は少ない。

最初からミスを想定しての攻略思考には問題ありだ

 自分が打ってきた球の前に立って次を考える。このときにまずは起こり得るミスを想定し、次に保険をかけた安全ルートに打っていくという攻略ルートの策定だが、われわれプロはその思考を嫌ってきました。

 何がいけないかといえば、打つ前にミスする姿を脳裏に思い描く点だ。

 ゴルフは結果を恐れてはいけない。ミスを想定したら、実際、そのとおりの結果が出てくるものである。真面目できちょうめんな性格の人ほど、想定したとおりの結果を招いてきており、その後の後悔と自己嫌悪、半端なものではなかった。人間の体は不思議なもので「OB打ったらイヤだ」と思えば、OBを打ってしまう。逃げの気持ちが生むOBやトラブルだ。己の性格の弱さ、優柔不断さ、覚悟のなさを悔いた経験をお持ちの方は多いと思う。もちろん、私もその一人ではある。

 フェアウエーウッドやユーティリティーを苦手とするアマチュアの方は多いが、これとて「フェアウエーウッドは難しい」「当たるかな」と不安に思うからミスも生じる。

 予期不安は振り払う。振り払っても頭から離れなければどうするか。簡単だ。「いい球しか出ない」と思って打てばいい。

「一番好きな距離だ! ピンデッドに打っていける」と思うのだ。思って、思って、己を鼓舞していく。図々しさは必要だ。

 ショットは謙虚に打つべきときと、図々しく打つべきときとの2種類のときを持つ。長いクラブほど、図々しくなるべきである。そしてグリーン周りに来たら、図々しさを捨てる。「ここから二つでいけばいい」「どうかあと3打で上がらせてください」と謙虚になればいい。

 長いクラブには図々しさがいるのです。

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