匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【崎山武志1】



フェアウエーが狭いホールのティショット
極力ドライバーで果敢に攻める理由


短いクラブで刻んで曲げたときのほうがショックは大きい

 ボクは基本的に、パー4やパー5のティショットをドライバー以外のクラブで刻むことはあまりしません。例えばアゴの高いフェアウエーバンカーが口を開けて待っていたり、池がフェアウエーまでせり出しているなど、タテ方向に障害物があるときは別ですが、フェアウエーが狭いからと刻んだりはしません。正確にいうとシニアになってから、そうして攻めるようになったんですよね。

 きっかけは、シニアツアーデビュー間もないころ、とある大会で一緒に回った羽川(豊)さんからのアドバイスでした。スタート3ホール目のパー4、第1打。そこでボクは左の林に打ち込みたくないと刻んだのですが、プレー後「何であんなところで刻むの? フェアウエーだって十分広いのに。シニアツアーとはいえ、ギャラリーもプロの飛ばしを楽しみに来ているんだよ。スコアをつくるのも大事だけど、スタート早々で優勝争いしている場面でもないんだし、あんなペナルティもないホールで刻む必要ないだろ」と諭されたのです。

 確かにそうだと思いました。ぼちぼちの結果だったとはいえ、もし、安全策のつもりの刻みでミスしていたら「何やってんだ、この下手くそめ」と自分に怒りが湧いてきたり悔いが残るなどして、その後のプレーに悪影響を及ぼしたに違いありません。その点、ドライバーでのミスは「しょうがない、取り返そう」と開き直って頑張れますよね。

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