絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.46 変則的なスイングでも構わない理由




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球をちゃんと打ち抜けていれば、変則的なスイングでも構わない


ゴルフは練習の過程を踏んで少しずつ上達するものと思ったら、それは間違いです。自分が本来持っている自然な動きを引き出せば一気にうまくなるし、逆に永遠にうまくなれないケースだってあるのです。

スイングはきれいなのに、結果が出せないのはどこに理由があるのか?

インパクトバッグを思いきりたたく動きなどを取り入れるだけで、自然で流れるような動きを引き出せてスイングが劇的に変わる
インパクトバッグを思いきりたたく動きなどを取り入れるだけで、自然で流れるような動きを引き出せてスイングが劇的に変わる 【拡大】
 お世辞にもきれいなスイングとはいえないし、どう見ても変則的なスイングとしかいえない。ところがショットは正確だし、飛距離もよく出る。上がってみれば70台のスコア。そんなゴルファーが、あなたの知り合いの中にもいませんか?

 こうしたゴルファーに話を聞いてみると、プロのレッスンはほとんど受けたことがないし、練習もあまりしないという人が意外と多くいます。

 私のスタジオに来てくださるアベレージゴルファーの方々は練習熱心ですし、スイング論もよく勉強していて、私にもいろいろな質問をしてきます。しかし、残念ながら質問の内容がスイングの原理・原則に外れていることが大半です。「テークバックはどの方向に引いたらいい?」「トップの理想的な形は?」「インパクトでフェースを元に戻すにはどうしたら?」などです。

 練習熱心な人であればスイングがきれいになるし、グッドショットの確率も上がります。ところがコースプレーとなると、あまり上手でなさそうな変則スイングのゴルファーにいつも負けてしまうのです。揚げ句の果てに皆さんは、「どうして、あの人があんなにうまいの?」と負け惜しみをいいますが、それにはちゃんと答えがあります。

 見た目には美しいスイングができていても、スライスが出たり飛距離があまり出なかったりするのは、ドライバーもアイアンも「フェースを構えた位置に戻そう」という意識が働いているからです。「インパクトはアドレスの再現」とよくいいますが、それは間違いです。

 ダウンスイングからインパクトに向かって猛烈なスピードでクラブを振り下ろすのに、止まっているボールに対してフェースを合わせようとしてもできるはずがありません。私はこの合わせる動きを「静止に静止を重ねるような動き」と表現しますが、こうした意識を持つとスイングを壊してしまうことになります。インパクトで右手首が伸びてハンドレートの形になり、インパクトが「長いゾーン」とならずに「短い点」となってしまうからです。その点、変則的なスイングでもうまい人はダウンスイングの軌道が共通していますし、長いインパクトゾーンをつくることができています。

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