匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【室田淳3】

シャンクした後ほど慎重に体のラインを目標ラインと平行に

 アイアンショットがシャンクしてOB……。打ち直しの一打は、またシャンクするんじゃないかという不安と、もうシャンクしたくないという気持ちが入り交じって、打球を左に大きく引っかけてるんじゃないかな? そうすると、もう大たたき必至だよね。

 ショットでもアプローチでもシャンクの再発を防ぐには、アドレスを見直すといい。コースでいきなりシャンクが出ると、ヘッドを外から下ろしすぎたとか、インサイドから入れすぎたとか、スイング軌道を疑う人が多いんだけど、それ以前にアドレスでの体の向きがズレていることが多いんだ。自分では普段どおりスクエアに構えているつもりで、実は目標よりもかなり右を向いていたりしてね。そうとは気づかず目標方向へ振っていけば、そりゃネックがボールに直撃することもあるだろうよ。

 だからシャンクが出たら、動揺するとは思うけど、まずは心を落ち着かせて、ボールの後方から目標ラインをしっかりとチェック。そうして体のラインを慎重に合わせて構えるようにしてごらん。加えて、素振りも多めにすること。その中、数回ほど目をつぶっての素振りをお勧めしたい。ヘッドの重さを感じながら、きちんとフェースでボールをとらえることをイメージしながらね。それをそのまま再現させるようにして打てば、もうシャンクなんて出ないよ。

目を閉じての素振りはシャンク再発防止の有効策

取材トーナメント・トップ杯東海クラシック 取材/文・伊藤昇市
※週刊パーゴルフ(2016年12月13日号)掲載


室田淳(むろた・きよし)
1955年7月26日生まれ、群馬県出身。82年プロ転向、ツアー通算6勝。シニアツアー入り後、賞金ランキングベスト5を外すことなく通算17勝(2016年10月末日現在)。15年を含め、シニア賞金王の座に就くこと計4度と、まさに“シニアのキング”。一方、レギュラーツアーや海外の試合にも積極的に参戦し、休むことなく戦い続けることから「鉄人」の異名も持つ。長寿の里所属

※次回は1/15(月)更新予定


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