絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.43 ハーフセットのプレーで「決断力」を養う




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ハーフセットでプレーしてみると「決断力」が養われる


丁寧にプレーしているように見えても、実際は迷いや不安を抱えながらプレーしているゴルファーは案外多くいます。グッドショットを生むには、しっかりとした「決断力」も欠かせないのです。

クラブの本数を減らせばゴルフの視野が広がる

プロはスイングに入る前にショットのイメージを浮かべてから打つ。曖昧な気持ちのままアドレスに入ってもミスを誘発するだけだ
プロはスイングに入る前にショットのイメージを浮かべてから打つ。曖昧な気持ちのままアドレスに入ってもミスを誘発するだけだ 【拡大】
 以前、ラウンドレッスンをしていたときの話ですが、ラウンド中にどこかのホールでクラブを置き忘れてしまったお客さんがいました。8番アイアンでしたが、その人は「ゴルフにならないな」と盛んにこぼしていたのです。

 私は「いやいや、そんなことはありませんよ。後でクラブが戻ってくるはずですが、8番アイアンがないならないで、それなりのプレーをすればいいのですから」と返しました。

 その人は8番アイアンが好きで、よく使っていたのでしょう。でも8番アイアン抜きでプレーしたことで、「ゴルフの技術の幅が広がったような気がします」と感想を述べていました。

 一般のアベレージゴルファーは、一辺倒のスイングしかしようとしません。いつも同じフルショットを実行して、決められたようにいつも同じ距離しか打とうとしないのです。ゴルフの技術を上げるには、普段は8番アイアンで打つ距離を7番アイアンでパンチショットしてみたり、逆に9番アイアンでマックスのショットをしてみたり、いろいろと対応してみることも大切です。

 ピンまで135ヤードで8番アイアンと7番アイアンのどちらを使おうかと迷うケースがよくあるでしょう。これは、クラブが14本もあるためです。ちょっと視点を変えて、アイアンを4本くらいしか使わないようにしてみたり、ハーフセットでプレーしたりすれば、「クラブがこれしかない」と分かっているからいろいろな作戦を立てるようになります。そういう意味でクラブ選択の迷いがなく、逆に決断が早くなるものです。

 ドライバーがなければないでいいと思います。ドライバーが苦手な人は、意外と3番ウッドのほうが飛距離は出やすいといえます。「帝王」と謳(うた)われたジャック・ニクラスだってスタート前の練習でドライバーの調子がいまひとつのときは、その日のラウンドではドライバーを絶対に使わなかったそうです。

 クラブが14本あればそれなりに選択肢が増えるはずですが、選択肢の多さから迷いが生じやすく、メンタルのコントロールが難しくなってしまうケースがよくあります。試しに一度ハーフセットでプレーしてみてはいかがでしょうか。かえってスコアがよくなる人は決して少なくないはずです。

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