匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【鈴木亨2】



調子が悪い日のラウンド
無理にあがけば泥沼に。時には諦めも肝心


その場では立て直さず、課題として次回に生かそう

 ショットが打ち損ねばかりで、全然まともに当たらない。懸命にあれやこれやと原因を探って立て直しを図るも、どうにもこうにもうまくいかない……。程度の差こそあれ、ボクらプロでもそういう日ってよくあります。

 そんなときどう対処すればいいのか? ボクは正直、頑張るだけ頑張ってダメなら、今日は体調がよくないとか、コースとの相性が悪いんだとか、自分にエクスキューズをつけて、もう諦めますね、その場では。それで、まぁ、ボクらの場合は次の試合に向けてということになりますが、課題として家に持ち帰って、ボールを打ち込んだり、トレーニングをしたり、体のバランスを整えたり、はたまた、クラブの調整をするなどして、必死にもがきます。

 そもそもボクは、練習場はスイングを作るところだけど、コースはスイングを崩すところだと思っています。コースは1打1打持つクラブも違えば、シチュエーションも違う。その都度大なり小なりプレッシャーもかかり、ミスを犯せばさらに気持ちも乱されるわけですから、自分本来のスイングができなくなるのは当然ともいえます。

 そこで何とかしようと無理にあがけばますますスイングを悪くして、スコアを乱す危険性を高めます。だから、その場で立て直すことに躍起にならず、諦めるというのはある意味、泥沼にはまるのを防ぐ手だてでもあるのです。すると腕や肩の力も抜けて、いいショットが打てるようになるときもありますからね。

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