匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【鈴木亨1】



グリーンを狙うショット
ピンまでの距離以外にも注目すべき箇所は多々ある


コース設定が違えば、求められるものも当然違ってくる

 ボクは昨シーズン(2015年)までレギュラーツアーで戦ってきたまま今年(16年)5月にシニアツアー入りしました。だから諸先輩方から「すぐに優勝だな」と期待されているというか、プレッシャーをかけられています(笑)。まぁ、シニアになったとはいえ体力的にも飛距離的にもさほど落ちたという実感もないだけに、ボク自身、早めに結果を残したいと思っています。でも、そこまでそう簡単にはうまくいきませんでしたねぇ。

 言い訳ではありませんが、レギュラーツアーとシニアツアーでは、コースセッティングが大きく違います。総距離7000ヤード以上、パー3でも200ヤードを超えるのがざらにあるレギュラーツアーに対し、シニアツアーの総距離は6800ヤードくらい。200ヤード以上のパー3も多くはありません。となれば若くて飛べば有利、とはなりません。飛距離よりもショットの方向性が求められるわけであって、相変わらず高い技術を誇る諸先輩方との差が出ないんですよね。

 あとは、やっぱりパッティングですね。シニアツアーのグリーンはレギュラーツアーほど速くはありません。もっともボクの対応力の低さに問題があるのですが、最初のうちは分かっていても打ち切れないことが多くありました。

 それでもようやく慣れてきました。タフなコースセッティングとなった9月の日本シニアオープンでは優勝を狙っていましたが、同じシニアルーキーのプラヤド・マークセンとの一騎打ちに負けてしまいました(マークセン4日間通算12アンダー、鈴木同9アンダー、3位は1アンダー止まり)。マークセンは母国・タイで重いグリーンにも慣れているから、ポンポンと打てるのが強みなんですよ。その差が出ました。ボクも負けないように、もっと頑張らないと。

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