匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【植田浩史3】



パッティングのライン取り
グリーン全体の傾斜を感じ取るのが先決


カートでのプレーも、2打目を打ったら極力歩くといい

 今や、乗用カートでのプレーは当たり前となりましたが、ボクが支配人を務める太平洋クラブ益子PGAコースの前身、太平洋クラブ益子コースは約35年前、早々に乗用カートでのアメリカンスタイルが導入されました。1980年代ではお客さんにも相当珍しがられたようです。

 さて、乗用カートでのプレーで頭に入れておいてほしいのが、ラクばかりしているとグリーンの形状がつかみづらくなるということ。実際、フェアウエーを歩いていると、そのホール全体が右に傾斜しているとか、打ち上げ気味だとか、打ち下ろし気味だとかいったことを感じることができますよね。えっ? そんなこと感じたことがない?いやいや、ぜひ意識するようにしてください。

 その延長でグリーンまで歩いていけば、あっ、このグリーンもフェアウエー同様、全体が右に傾斜しているなとか、奥のほうが高くなっているぞ、ということが見えたり感じられるようになるはず。パッティングのライン取りの基準もできるというものです。

 一方、カートでの移動ばかりだと、そうした感覚も鈍り、グリーンに上がってから、どっちに切れるんだ、どれくらい曲がるんだとアタフタするはめに。したがって、グリーンを狙うショットを終えたら、極力歩くのがお勧めです。無論、カートを運転しなければいけない立場にいるときは別ですが、運転してくれる人がいるのなら、お願いします、と頼み、アプローチ用のクラブとパターを持ってグリーンまで歩くようにするのです。そうしてグリーンに上がる前に、全体の形状に目を向けて次打のアプローチやパッティングに生かせば、スコアアップに直結できること請け合いです。

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