匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【真板潔1】

右ドッグでは右に、左ドッグでは左に打球を曲げない

 ボクはお伝えどおりフェードヒッターなので、右ドッグのティショットは比較的伸び伸びと打てます。打球がグリーン方向へ向かってくれますからね。逆にドローヒッターであれば、左ドッグのほうが断然攻めやすさを感じるものです。

 ただし、ドッグレッグホールのティショットには、忘れてはならない鉄則があります。それは、ショートカットを狙うにしても、フェアウエー正面を狙うにしても、右ドッグでは右に、左ドッグでは左に打球を曲げない、と肝に銘じて臨むこと。「?」と思われた人は、ドッグレッグホールでよく大たたきしているはずです。

 本来ならば右ドッグでは右に、左ドッグでは左に曲がる打球が理想なのですが、持ち球とは逆の球を打とうとすれば、スイングを崩しミスショットの危険性を高めるだけ。また、一歩間違えると即大ケガにつながるのも容易に想像がつくと思います。

 ちなみに、ボクはフェードヒッターなので右ドッグは打ちやすい、とお伝えしたばかりですが、別段、ボールを右に曲げようという意識はありません。勝手に打球が右に切れるのであって、それもむしろ、ボールをしっかりとらえてのことです。

 打球を曲げないための対策はもろもろありますが、取りあえず右ドッグではスタンスの向きを慎重にセットして構え、ダウンスイングで胸が早く開かないように注意。左ドッグではダウンスイングで右肩がかぶらないように心がけるといいでしょう。

点で狙わず、余裕を持って攻める。それがティショット成功の秘訣

取材協力・ボールパーク(神奈川県相模原市) 取材/文・伊藤昇市
※週刊パーゴルフ(2016年8月23・30日合併号)掲載


真板潔(まいた・きよし)
1959年12月17日生まれ、神奈川県出身。高校卒業後、研修生となり、85年プロ転向。90年シード権を取ると、地道に研鑽を積み、以後15年にわたって保持。レギュラーツアー通算1勝ながらも、パッティングの名手として広く世に知られる。シニアツアー入り後は常に上位の成績を残し、2016年7月、那須霞ヶ城シニアオープンでシニアツアー通算3勝目を挙げる。

※次回は11/27(月)更新予定


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