絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.38 ゴルフのうまい人が知る「ボギーの尊さ」

「ボギーでいい」と思えばパーパットに対する考え方が変わる

ボギーを軽視する人は、パーパットを打つときに無理やりに入れにいこうとする。結果的にタッチが合わず、大オーバーしてボギーすら取れなくなってしまう
ボギーを軽視する人は、パーパットを打つときに無理やりに入れにいこうとする。結果的にタッチが合わず、大オーバーしてボギーすら取れなくなってしまう 【拡大】
 私はアマチュアの方々のラウンドレッスンのとき、1メートルの下りのパットを打とうとしている人に対して、「入れにいかなくていいですよ」とよく声を掛けます。教える立場からすると、そんな消極的なことをいってはいけないという意見もありますが、スコアの平均値を上げるには、パーパットを必死に入れるよりも、距離をしっかり合わせて打ち、結果的に入らなくてもボギーを100パーセントの確率で取れるのがベストの考え方といえます。

「絶対にパーを取りたい!」と、必死に入れにいこうとするとタッチが合わなくなります。皆さんも何度も経験しているように、パーパットで張り切りすぎて、ボギーさえも逃してしまうケースがどれだけ多いことでしょうか。

 入れにいかないで、「カップの近くに寄ればいい」と思えば、心理的にもラクになれるはずです。絶対にカップインを狙ってはいけないということではありません。ジャストタッチで入れにいくのは大いに結構です。パーパットを外しても、カップの近くに寄せて、タップインのボギーでホールアウトできるように先手を読むことが大切なのです。

 パーを取ろうとして欲をかくと、ボギー以上のスコアをたたいてしまいがちですが、「ボギーでいい」と思えば、結果的にパーが取れる場面が増えてきます。それがシングルになるための思考ですし、パーパットに対する考え方もきっと変わることでしょう。

 18ホールの全部をボギーで上がればちょうど90のスコアとなりますし、どこかでパーが取れたら80台のスコアを達成できます。そのコツがつかめたら、シングル入りが現実にかなり近づきます。

 数字的にボギーをばかにしたり、イージーに考えたりしている人は、絶対にシングルにはなれません。ボギーで上がることがどれだけすごいことかが分かれば、パーパットはもっと気楽に打っていいということも分かり、ミスパットが激減します。

「『ボギー』の意味が分かれば必ずシングルになれる」

構成・三代崇 写真・鈴木祥 イラスト・庄司猛
※週刊パーゴルフ(2017年10月3日号)掲載


森守洋(もり・もりひろ)
1977年生まれ、静岡県出身。95年に渡米し、サンディエゴにてゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波に師事。現在、「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

※vol.39は11/29(水)更新予定


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