匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【長谷川勝治1】

いくら飛ばそうがスコアメークの肝はショートゲーム

 となると、出場するゴールドの試合でもっといい成績を残せそうなんだけど、そうはうまくいかないんですよねぇ。今は、特にこれまで得意としていたショートゲームが絶不調。飛ぶようになったからと疎(おろそ)かにしているつもりはないんですけどね。

 ちょっと前までは距離の短いアプローチで、よくキャディさんに「ピンを抜いて」といってチップインを狙っていたもんですが、今はチャックリをやってしまう始末。もうお亡くなりになられた、ある先輩プロから「年を取ると目が悪くなって小技からダメになる。若いころと同じようにできると思ったら大間違いだぞ。そういうミスも我慢しないといけない。それでいちいちムカムカしていたらゴルフができないからな」と教わったことが身に染みる次第です。

 でも、それはそれで受け入れねばならないことでも、つまらないミスをすべて年齢のせいにはしたくありません。もともとボクは、体が大きくて飛ばす人と戦うには何か特技を持たないといけない、それはショートゲームだ、と腕を磨いてきたタイプです。だから、子どもたちを含め教えている人には「遠くに強くボールを飛ばすことも必要だけど、スコアをまとめるには絶対的にショートゲームが大切。ショットを曲げても助けてくれるし、ショット以上に練習すればするほど確実にうまくなれる」と伝えています。

 今、あらためて自分自身もそれを積極的に実行すべきときなんですよね。そうして70歳ならではの寄せ技を見いだすようにすれば、まだまだゴールドでの優勝回数を増やせるとの手応えをつかんでいます。

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