匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【平石武則1】



自分のプレースタイルを貫く
ゴルフに過程はいらない。“上がってなんぼ”や



 現在、シニアツアー主力選手の中で、「一番飛ばない」と自ら公言する平石武則。しかし2015年、日本シニアオープン(10月29日~11月1日、三重県・白山ヴィレッジGCクイーンC)を見事制し、歴史に名を刻んだ。

ツ―オン狙いより、3打目勝負のほうがパーセーブしやすい

 コースマネジメントといえば、ボクの場合は無理せず、危険回避に徹することやろうね。それが顕著に表れるのがパー5の2打目ですわ。

 シニアツアーでもパー5は多くの選手がツ―オンを狙ってきます。まぁ、ロケーション的に何も障害物がなければ、ボクもできるだけ飛距離を稼ごうとはしますよ。でも、グリーン方向に池やクリークがあったり、でかいバンカーが待っていて、そこに少しでも打ち込む可能性を感じたら絶対に冒険しません。間違ってもそれらに届かないクラブを手に刻んで、3打目のショートアイアンで勝負。それがボクのゴルフの基本ですわ。

 仮に3番ウッドでビシッと完璧に打てればグリーンに乗るといったケースでも、試合となったら同じ攻め方やね。いかに飛ばんボクでも、それなりに3番ウッドでナイスショットできる自信はありますけど、ツーオンより池やクリークを避けることを優先にする状況で完璧になんて打てるわけがない。と考えると、ボギーの危険性を高くしてしまう。確実にパーでまとめるには、3打目勝負のほうが断然ラクやからね。

 ボクが飛ばし屋で、バーディチャンスを多くつくれるタイプなら、もっと攻撃的なゴルフをしているんだろうけど、ないものねだりしたってしょうがない。自分のプレースタイルに徹するに限りますわ。

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