絶対に100をたたかない もりモリ総研 vol.34 「俯瞰」的な目線でメンタル面を優位に




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「俯瞰」的な目線で見ればメンタル面で優位に立てる


今や空前の将棋ブームだそうです。それも藤井聡太四段の功績によるところですが、彼の戦況を見極める独特の「眼力」は、ゴルフプレーの戦術の立て方やメンタルのコントロールにも大きな共通点があります。

将棋の「ひふみんアイ」のように、視点を変えることもゴルフには欠かせない

ゴルフは動いている時間よりも考える時間が長いスポーツ。常に俯瞰的な目でコースを見れば、違った攻め方が見えてくる
ゴルフは動いている時間よりも考える時間が長いスポーツ。常に俯瞰的な目でコースを見れば、違った攻め方が見えてくる 【拡大】
 先日、中学生棋士の藤井聡太四段が新人ながら公式戦29連勝の新記録を打ち立てたことで大きな話題となりました。ゴルフ界では中高生のジュニア世代の選手たちの台頭が目覚ましいように、将棋界でも今後は藤井四段に続く優秀なジュニア棋士がどんどん登場しそうな予感をさせられます。

 その藤井四段の戦況を把握する手段の一つに「俯瞰(ふかん)の目」が挙げられるでしょう。将棋中継を見た人は何度も耳にしたことと思いますが、「ひふみんアイ」がまさにそれです。これは将棋界の重鎮である「ひふみん」こと加藤一二三九段が編み出した、盤面をひっくり返して違った視点で見る戦術を指します。

 対局中に藤井四段が相手の後ろ側の位置から盤面を眺めている場面が映されていましたが、同じ局面でありながら先手側から見たときと、後手側から見たときとでは、局面の雰囲気とか形勢が違って見えることがよくあるそうです。これによってどう攻めるか、どう守るべきかを正確に読み取りやすくなるということです。相手側と同じ目線で見て戦況をうまくくみ取れたら、メンタル的にいっても優位に立てるのはもちろんのことです。

 これはゴルフにもよく当てはまります。ひふみんアイのように、ゴルフも俯瞰で見ることがとても大事です。一般のアベレージゴルファーの多くは、自分の主観でしか状況を見ることができませんが、ゴルフのうまい人は俯瞰で見ることができています。ドローンではないけれども、コースを上から客観的に見ているような心境でプレーしているのです。自分の目から見た映像と、俯瞰で想像した映像はまったく違います。自分の目から見えないところを俯瞰的な目線で見るようにして、状況を的確に判断しているわけです。コースを平面的にしか見ない人や、俯瞰力のない人は戦術をうまく立てられません。コースマネジメントにかかわる話となりますが、俯瞰力が備わっていないと自分だけの戦況しか見えず、心理面に余裕が生まれません。自分のプレーにゆとりが持てなくなるから、ちょっとしたミスですぐに慌ててしまうのです。

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