匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【米山剛3】



林の中から脱出
ウェッジなど短いクラブより5番、6番アイアンがいい


グリーン方向を確認して、賢い脱出ルートを探る

 例えば、パー5のティショットをフェアウエーバンカーに入れてしまったとき。アゴはさほど高くない、ライもいい、となれば、ボクたちプロは3番ウッドなど使って、少しでもピンに近づけようとします。

 しかし皆さん、それなりに経験を積んでいれば、フェアウエーからでもうまく打てないフェアウエーウッドを、フェアウエーバンカーで使うなんて危険だ、ということをご存じのはず。ここはユーティリティークラブ、いや、アイアンで打って、とりあえず脱出を優先させよう、と思いを巡らせるでしょう。

 コース戦略的には極めて正解です。飛距離を欲張らずに、余裕を持ってアゴを越せるクラブを手にしてください。ただ、単にそうして打つだけでなく、先に一度グリーン方向に目を配るようにすると、1ランクの上のコースマネジメントができるようになります。

 仮にピンがグリーンの右サイドに立てられていたら、第3打をフェアウエー左サイドから打つほうが攻めやすい。逆に、ピンがグリーンの左サイドに立てられていたら、フェアウエー右サイドから狙っていくほうが簡単です。したがって、そのフェアウエーバンカーからの第2打、バンカー内に入るより先に、グリーン方向に少し歩いてでも状況の把握に努めるべきです。そうすれば脱出するにしてもどちらの方向を狙って打つのが賢いか分かるわけです。結果はどうあれ、スコアメークするには、そうした一つ、一つの積み重ねが大事となるのです。

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