匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【米山剛2】



クラブ選択について
パー5の第2打、第3打を同じクラブで攻めるのも手


冬でもラフでは素振りで芝の抵抗をチェック

 アマチュアの人とラウンドしていると、もう少しコースの攻め方というものを考えたほうがいいのになぁ、と思うことがしばしばあります。特に状況ごとのクラブ選択。かなり傾斜がかかっているのにフェアウエーウッドを持っている。えっ、それでそこからうまく打てるの? と思って見ていると案の定、ダフってチョロ。そうした状況では短めのクラブでないとナイスヒットできないし、そのほうがかえって飛距離も稼げるんですけどね。

 それは経験を積み重ねて覚えていくこととはいえ、とりわけボールがラフに入ったときのクラブ選択には、夏場に限らず冬場でも、もっと慎重になってもらいたいところです。

 ラフから打つとなると、当然芝の抵抗を受けて飛距離をロスする。冬の時季、枯れた短いラフであっても、意外と抵抗が強かったりするものです。だから番手を上げて攻めたい。ただ、そうするとさらに強い抵抗を受けて、逆に飛ばなくなる恐れがある。一方で、アイアンよりもユーティリティークラブのほうがスパッと振り抜けるケースもある。ヘッドスピードが速い人はフライヤーにも注意しなければならない。要するに、ボールの沈み具合や芝の密集度を見極めて、クラブ選びができるようでないといけません。

 やはり一番いいのは、何本かのクラブを持ち、実際にボールの近くのラフで、芝を切るようにして素振りをすることでしょう。それで芝の抵抗を感じてスムーズに振り抜けそうにないクラブは使わない。サッと振り抜けるクラブを手にして打つ。そうして飛距離よりも脱出を優先させて、大ケガしないように攻めていくことから始めてください。

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