匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【井戸木鴻樹3】



パッティング絶不調時
ムスッとしないで笑い流してしまおう


どうあがいてもパットが全然入らないときがある

 どうにもこうにもパットが全然入らんって経験、あるでしょ。ボクなんか一度、引退を決心したことさえあります。カップまで1メートルどころか、60センチだって入らない大スランプ状態。手は動きましたから、イップスになったわけではないんです。ただ、ただ入らない。原因不明。自分のストロークに何が起きているのか、さっぱり分かりませんでした。その頂点に達したのが1999年秋口の、ある試合で予選落ちしたとき。もうダメだ、ゴルフを辞めようと本気で思いました。

 でも、たまたまボクが先輩プロたちの航空券をまとめて持っていて、それを渡すのに次の会場へと向かわざるを得なかったんです。そうしたら、そこに偶然中尺パターがあって、何げなく振ってみたら、ヘッドがスムーズに動く。試しにその試合で使ったら、なんと6位タイフィニッシュ。それで、あー、これだったら何とかなる、と思い直して、今までゴルフを続けてこられたわけです。

 まぁ、レギュラーツアー時代、もっとパットがうまかったらもっといい成績を残せたんでしょうが、あの中尺パターには本当に助けてもらいました。それから10年以上使って、普通の長さのパターに戻したときには、もう短い距離を訳もなく外すということはなくなりました。でも正直、当時の悪いイメージが完全には払拭(ふっしょく)できず、今でもまだショートパットには怖さを感じますけどね。

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