匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【井戸木鴻樹2】



クラブセッティング
ドライバー以外は寄せるためのクラブ


今どきの進化した道具は積極的に使ったほうがいい

 ボクは特に得意にするクラブはないんですが、苦手なクラブもありません。苦手だった3、4、5番アイアンは抜いてしまいましたから(笑)。今のクラブセッティングにしたのは、もうかれこれ10年くらい前、44、45歳のときだったと思います。以来、ドライバーと3、4、5、7番ウッドにロフト角24度のユーティリティークラブと“六本木の男”で徹しています(笑)。

 ドライバーには47インチのシャフトを装着しています。あまり飛ぶほうではないボクですが、これで当たれば270ヤードくらいは飛ばせます。ちなみに、その長尺シャフトは特注品の軽硬タイプ。47グラムのXシャフトです。プロらしからぬ重量に思われるかもしれませんが、シニアツアーの中でけっこう評判がいいんですよ。体への負担を少なくしてシャープに振れる、とパワーヒッターの選手にも愛用者がいるほどです。

 軽量ドライバーにしてもウッド系クラブにしても、スコアにつながるのであれば見えやプライドなんて全然ありません。いいモノがあればどんどん取り入れたい派。片山(晋呉)クンもそうですよね。ボクがクラブを入れ替えたころ、ちょうど片山クンもセッティングを見直している時期で「あれ、井戸木さん、5番アイアンも抜いたの?」と聞かれて、二人してクラブ談議した記憶があります。今や片山クンは、コースセッティングが厳しい大会では6番アイアンも抜いて戦っていると聞きます。

 人それぞれ好みはあるので、別に無理強いする気持ちはありませんが、今どきの進化した道具は積極的に使ったほうが得だと思います。実際、片山クンは永久シード選手にまで上り詰め、ボクもたまたまとはいえ、日本人男子で初めて海外メジャーで勝てたわけですからね。

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