匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【井戸木鴻樹1】



安全策にしても…
目の前の1打だけでなく、次の1打にも目を向ける


攻め方が明確になり、目の前の1打にも何をすべきか見える

 コースマネジメントと聞くと、皆さん、フェアウエーが狭いホールのティショットはドライバーを使わないとか、グリーンを狙うときも池やバンカーがあったら無理をせずに番手を下げて攻めるとか、安全策=刻みをイメージすると思います。

 でも、人それぞれクラブごとに得手、不得手もあれば、その日の調子もありますからね。フェアウエーウッドよりもドライバーに自信があるのならそのまま打てばいいし、グリーンを狙うときも、うまく打てそうだと思えば多少リスクがあっても攻めていったほうがいい。ですから、それがすべてじゃありません。

 ボクは、コースマネジメントって、いかに危険を回避して目の前の1打に臨むかを考えるだけではないと思います。それよりも、その次の1打に目を向けることが大事ではないでしょうか。

 例えばパー4のティショット。フェアウエーが広ければ、ピンの位置から判断し、フェアウエーのどちらサイドからが攻めやすいかを考えます。いわゆるベストルート狙いです。

 しかし、フェアウエーが狭かったり、ショットの調子がイマイチのときは、逆にどこからだと第2打でピン、もしくはグリーンを狙いにくいかを見極めます。仮に、左ラフに入れると厄介となるケースでは、右ラフもOKとして、フェアウエー右サイドに狙いを定めるのです。

 そうして、後の1打にまで気を配ると、意外やホール全体が広く見えてきて、目の前の1打に対しても、今そこで自分が何をすべきかが明確になるものです。刻むにしても、その成功率をよくすることでしょう。

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