匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【渡辺司2】



目の前の1打に集中
スコアカードに打数を“正”の字で書き足す


パーの存在を消せばプレッシャーを少なくして打てる

 絶対に入れておきたい、わずか1メートル強のパーパットなのに外してガックリ。その後のプレーにも悪影響を及ぼした……。やっと巡ってきたバーディチャンス。でも強く打ちすぎると3パットが怖い、と頭によぎった瞬間、ビビって打てなかった。情けない……。パー4なのに5オン。集中力が切れて3パットしてしまった……。

 皆さん、そうした心の乱れによってスコアを崩したという経験をお持ちだと思います。ボクもありました、その昔は。そのとき考えたんです。もうパーという概念を捨ててしまおう、って。そうすれば、余計なプレッシャーを減らして目の前の1打、1打に集中してプレーできる、と自分に都合のいい考え方をするようにしたんです。まだ30代のころでした。

 以来今でも、各ホール、少ない打数で上がれたらうれしいな、という思いでプレーしていますが、500ヤード以上あるホールだろうが、200ヤードないホールであろうが、もうそこに自分の中ではパーは存在しません。だからボギーだとかダブルボギーとかもないし、ナイスバーディやナイスパーなんていうのもなし。そういう計算というか、表現するのさえもやめました。

 詳しくいえば、例えばパー4の4打目のパットって、皆さんにはパーパットですよね。でもボクにとっては、そのホールの単なる4打目。パー5の4打目のパットもバーディパットではなく、単なる4打目です。パー4で5オンしたら、よし、次は6打目だ、と純粋に臨むわけです。

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