匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【渡辺司1】



スコアメークに徹する
成功率6割以上のショットのみで攻める


データを取って自分の実力を知るのが先決

 賢いコースマネジメントでゴルフをしたいのならば、まずは何よりも先に自分の実力を知るべきです。詳細なデータを取ってみましょう。

 1番から18番までドライバーを使ったホールで、平均何ヤード飛んだか? フェアウエーキープ率は? ラフに打ち込んだ割合は? ホールロケーションごとに、どんな球筋になりやすいか? フェアウエーウッド、ユーティリティークラブ、アイアンも同様に。各番手のナイスショット率は? それぞれ、どんな状況で、どんな球筋となり、どんなミスが出やすいか? そうしたことを全部書き記して、自分の実力を客観的にとらえるのです。

 実際のラウンドの中だけでなく、練習場であっても、それなりのデータは取れるはずです。1球、1球、コースを想定しながらボールを打てば、少なくとも各番手、それなりに飛ばせる成功率くらいはつかめるでしょう。

 そして、いざ、何としてもスコアメークしたいラウンドとなれば、成功率6割以上のショットのみで攻める。ドライバーの成功率が6割に満たなければ、ティショットはフェアウエーウッド、ユーティリティークラブ、もしくはアイアンで打つ、というわけです。

 グリーンを狙うショットにしてもしかり。例えば本来、残り距離的に6番アイアンで打つところでも、6番アイアンの成功率が6割未満なら使わない。成功率6割以上の短いクラブで、安全なところに刻むのです。

 はい、皆さんがいいたいことは分かっています。そんなゴルフでは面白くも何ともありません。そうすると、ほとんどのアマチュアの人に、ドライバーを打ってはいけない、といっているようなものですからね。

 でも、ボクらプロは試合で、それを実践しているのです。ボクは成功率6割以上でなければ、試合でそのショットを打ちません。自らスコアを崩すようなまねはせず、常に安全、確実に攻めることに集中する。面白みには欠けても、スコアメークするというのは、そういうことなのです。

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