匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【海老原清治3】

スライスの要素を取り入れれば真っすぐ飛ばせる

 スイングにフック打ちの要素が多いと引っかける。したがって、そこにスライスを打つ要素を取り入れれば相殺される。何もわざわざ難しいストレートボールを打つための理想的な体の動きや、スイング軌道などを取り入れる必要はない。フック打ちならスライスの要素を、スライス打ちならフックの要素をどこかに加えれば、真っすぐ飛ぶようになる、というわけです。

 それは私のゴルフの原点となりました。以来、今でもずっと確信していることです。

 だから私は、時代ごとにドライバーのヘッドがパーシモンからメタル、そしてチタンへと移り変わっても対応できましたね。今、ヘッドが大型化されて、そのぶん、インパクトでフェースがスクエアに戻りづらくなったとかいわれていますけど、それならそれでフックの要素を入れてやればいいだけ。もう約50年ゴルフをやって、道具は大きく変化しましたけど、私自身は特に何も変えずにここまできましたよ(笑)。

 だからね、本題に戻りますけど、コースで突然の引っかけ病に陥ったときも、何かしらスライスを打つ要素を取り入れるのが特効薬です。ただ人間、スイング中の体の動きとか、スイングプレーンだとかはそんな簡単に操作できるものではありません。いじれるとしたら、アドレスからせいぜいバックスイングで手元が腰の高さに上がるくらいまででしょ。となれば、バックスイングで左手甲を上に向けるようにして、フェースを開いて上げるのが一番です。何たってあとはそのまま振るだけでいいんですからね。

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