匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【海老原清治2】



ベストプレーを目指す
鼻歌交じりで想像力を働かそう

冷静な状況判断もどう打つかも、想像力から始まる

 皆さん、試合とまではいかなくても、月例競技会であったり、もしくはコンペであったりと「今日は日ごろの練習の成果を発揮して、いいスコアで回りたい」と気合の入るラウンドがあるでしょう。そんなときは、あまり入れ込みすぎてもいいことはありません。結果は後からついてくるものと思い、目の前の1打に集中して臨むのが正しい姿勢であるといえます。

 でもね、目の前のボールしか見えていないといった、視野の狭い状態になるのはいただけません。それではボールを打つことばかりに意識がいって、自ら緊張感を高めることに。すると、ついつい肩や腕に力が入って、逆にミスショットを招くでしょう。

 思うに、ゴルフというのは想像するゲームです。“ここはフェアウエー右サイドより左サイドに打ったほうがよさそうだ”“ここはグリーン左手前から攻めるのが安全策だな”“そこのバンカーに入れたらヤバいな”“このパッティングは合わせにいくと切れるぞ”など、常に想像力を働かせながら組み立てていくものですからね。

 ところが、あまりにも目の前のボールを打つことばかりに気を奪われると、どうスイングしようかということで頭がいっぱいになり、スコアメークに大切なことが見えなくなってしまいます。つまり、冷静な判断もできなくなるというわけです。

 さらに、想像力はホールの状況だけでなく、飛んでいくボールにも働かせたいものです。そうすれば、打球がスライスしたときに“あー、ボールが右に曲がったのは、こういう打ち方をしているからだな。よし、次は同じミスをしないように、こうして打っていこう”と考えられるようになります。

 この1打、どこを狙い、どう打つかを判断するのも、また、その日の調子を見極めてスコアメークするにも、すべては想像力ありきなのです。

関連記事一覧

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ