匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【水巻善典4】



苦手意識のあるホール
過去のプレーは忘れてうまく打てると思え


過去を反省しても失敗した結果は何も変わらない

 皆さん、コースハンディキャップ的には決して難しいわけではないのにどうも苦手だ、というホールがあると思います。われわれプロにも相性の悪いホールというのがありますが、皆さんの場合は多分過去にラウンドした際に、そのホールでOBを打った、大たたきしてしまった、と嫌な記憶が蘇よみがえるのでしょう。そうなると、今度こそは、と気をつけたところで、なかなかスコアメークできるものではありません。

 コースマネジメントの極論ともいえますが、ゴルフは目の前の1打に対して、どれだけ集中できるかが勝負です。真に集中するとは、後先考えずに臨むこと。したがって、過去のプレーをすべて忘れてかかるくらいでないといけません。

 しかし、言うは易し、行うは難し。人間には記憶するという能力があり、いいことだけでなく、悪いことまで記憶にとどめてしまいますからね。

 特に日本人は、同じミスを繰り返すな、同じミスをしないように反省しろ、という教育を受けます。スポーツの世界でもよく教訓にされることであり、ゴルフにおいても同じミスをするのは恥ずかしい、とする傾向にあります。それだけに、ミスしたことを思い出すのも、苦手なホールができるのも致し方ないことではあります。

 とはいえ、過去にとらわれて竦(すく)んでいては、その先に進めません。そもそもゴルフでは、過去のミスをいちいち反省する必要などないのです。反省したところで、過去の結果は何も変わらないのですからね。

 過去は振り返らぬように努める。そうして、苦手ホールなどという存在自体をなくしてしまいましょう。

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