匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【牧野裕編1】



コース攻略の第一歩
客観的に自分自身を知ることから始めよう


自分の飛距離を勘違いしているアマチュアが多い

 コースマネジメントというと、スコアメークのための安全な攻め方、もしくは賢い攻め方といったものが最大のテーマでしょう。その中で、時には大胆に攻めていくことも、また必要となりますが、当然各ケース、自分が持つゴルフの技量によってベストの攻め方は変わってくるわけです。したがってコースと相対するには、先に自分の本当の実力を知ること、客観的に自己分析することが、まずは大切になるのではないかと思います。

 そこで特に、あらためて確認してもらいたいのが、各番手のキャリーの飛距離。ランを含めた飛距離ではなく、キャリーが平均何ヤードであるか知ることが重要です。それが分かっていてこそ、バンカー越えでグリーンを狙っていくことを可能にしたり、打ち上げ、打ち下ろしホールでのクラブ選択のプラス、マイナスの計算もできるのですからね。さすがに長いクラブとなるとミート率の低下を招いてバラつきも大きくなるでしょうから、せめて7番アイアンくらいまでのキャリーの飛距離は把握するようにしてください。

 極めて初歩的なことに、何をいまさら、といわれるかもしれませんが、自分ではこの番手で何ヤードキャリーすると思っていても、実は多めに見積もっている人がほとんど。例えばPW(ピッチングウェッジ)で120ヤード、8番アイアンで150ヤード飛ぶといっても、それはランを入れた飛距離であったり、練習場で何球も同じ番手で打ち続けている中、たまたまナイスショットした完璧な当たりを取り上げているという人が少なくありません。

 また何より皆さん、日ごろの練習で各番手の飛距離を判断されていると思いますが、人工マットは多少ダフリ気味に入ってもソールが滑ってボールを拾ってくれます。さらにいえば、うまい具合にソールが滑るとヘッドスピードが増して、逆に飛距離を伸ばせるのです。練習場ではよく飛ぶのに、コースになるとダフってばかりで飛ばなくなるという人は、大抵このパターン。思い当たる節がある人も少なくないはずです。

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