匠の戦略思考に学ぶ極上のコースマネジメント術【加瀬秀樹編4】



16、17、18番ホール
ゴルフは上がり3ホールに自分の真の実力が出る


独特の重圧が襲いかかる中でのプレーを強いられる

 ゴルフは16、17、18番(上がり3ホール)が本当の勝負だ、という人がいます。確かに、私もそう思います。

 本来ゴルフにおけるストロークプレーは、18ホールのトータルスコアを競うゲームなのですから、上がり3ホールなどと区切りをつけずに、18分の3ホールにすぎないといった姿勢で臨みたいものです。ただ、どうしたってスコアが見えてくるところだけに、なかなかそうはいきませんよね。

 その日、それまでいいプレーをしていればいるほど、このペースを守ったスコアで上がりたいと考える。すると急に緊張感が高まり、妙に慎重になったり、逆に力が入りすぎてしまう。結果、スイングも乱れやすくなる。上がり3ホールには、そんな特別感が存在するのは否めません。そこでどんなプレーができるか? 自分の真の実力が試されるわけです。

 これをプロの試合に置き換えると、優勝争いをして迎えた最終日の16、17、18番ホールとなりますね。上がり際になって突如襲いかかってくる独特のプレッシャー。初日から4日間、それまで70ホール近く、どれだけ頑張ってきても、そこで自分のプレーが発揮できなければ、すべてが水の泡です。運、不運も大きく左右するとはいえ、そのプレッシャーに打ち勝ってこそ、唯一の勝者になれるのです。

 実際、皆さんの周りでも、平均して上がり3ホールをまとめる人は、かなりのゴルフ巧者でしょう。正直、私は下手です(笑)。特に最終ホールは、データ的にもボギーの確率がかなり高いんです。きれいに終わりたいという気持ちが、何か自分のプレーをおかしくしているんでしょうね。その点、石川遼選手とか松山英樹選手は、バーディで上がるケースが高いように見受けられます。その辺りの彼らと私の差……大きいですよね、これが(笑)。

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