【私のこだわりの一本】グースにしてもらって使っています -野仲茂-

タイトリスト/ボーケイSM6・Lグラインド(ロフト角〈実質〉57度)
「昭和の男なので(笑)。この形に慣れ切っているんですよね」。47歳にしてツアー復帰を果たした野仲茂のこだわりの一本は、今では使用する者をあまり見かけないグースのSWだ。

リーディングエッジに丸みがあるのでボールを拾って寄せるにもいい

 ボクは世代的にもグースネックのSWで育ってきましたからねえ。ボールを包み込むような感じで打てて、SWはそういうものと、もうすっかり体に染みついているので、今どきのストレートネックとか出っ刃型のSWって、ちょっと合いません。
グースネック仕上げでも、丸みのある刃をボールの下にくぐらせて使うこともできて洋芝にも十分対応可
グースネック仕上げでも、丸みのある刃をボールの下にくぐらせて使うこともできて洋芝にも十分対応可 【拡大】
 ボクが海外の試合にも出る選手であれば話も違うんでしょうが、日本の芝はボールがそんなに沈むわけではないのでグースで十分、というかむしろ適していると思います。それにこのSWはグースにしても、丸みのあるリーディングエッジがボールの下にくぐってくれそうで、実際、国内の洋芝くらいならスッと拾ってくれるので、とても気に入っています。
「SWといえばグースネック。刃が出ているタイプよりも日本の芝に適していて寄せやすい」と野仲
「SWといえばグースネック。刃が出ているタイプよりも日本の芝に適していて寄せやすい」と野仲 【拡大】
 唯一の問題点は、どれだけ精密に製造してもヘッドに個体差が出るうえ、どれだけ熟練した職人さんであっても手作業でネックを曲げるとあって、どうしても顔に微妙な違いが出てしまうこと。だから、“これだ”と自分が求めるいい顔のグースネックを手にしたら、フェースの溝が少なくなってスピン量が落ちても、なかなか手離せません。これはもう半年くらい使っています。レギュラーツアーの硬いグリーンで戦うには、3カ月ペースくらいで新しいヘッドに替えたいんですけどね。
バンス角表示は4度だが、実質10度前後とのこと。それでもソールの滑りがよく寄せていける
バンス角表示は4度だが、実質10度前後とのこと。それでもソールの滑りがよく寄せていける 【拡大】

チャレンジツアーを経て再び
野仲茂
(のなか・しげる)
1970年生まれ、神奈川県出身。92年プロ転向、ツアー通算1勝。2001年初シード以来、たびたび陥落するも、その都度はい上がる不屈のプレーヤー。昨年もチャレンジツアーで上位に入り、今季出場権を獲得。横浜CC所属


取材トーナメント・三井住友VISA太平洋マスターズ
取材/文・伊藤昇市 撮影・高木昭彦
※週刊パーゴルフ(2018年3月27日号)掲載

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