10年前、全英リコー女子オープンのトロフィーに日本人の手がかかっていた!

メジャー最終日、単独首位でスタートしていった不動裕理
メジャー最終日、単独首位でスタートしていった不動裕理
 いよいよ全英リコー女子オープンが始まる。日本人選手も全米女子プロでプレーオフの末に2位となった畑岡奈紗をはじめ成田美寿々、比嘉真美子など、上位を狙える実力者が多数参戦。1977年に全米女子プロを制した樋口久子以来の日本人メジャー制覇を狙う。
 だが、実はちょうど10年前、この全英リコー女子オープンを日本人選手が制するチャンスがあったことをご存知だろうか。会場は英国・イングランドのサニングデールGC。「全英」と聞くとリンクスコースをイメージしやすいが、ここはインランドコース(内陸のコース)。日本の丘陵コースにも似たレイアウトだったことが、日本人選手にプラスに働いていたのかもしれない。
 最終日最終組は13アンダーの単独首位で2000~2005年まで国内ツアー6年連続賞金王の不動裕理。1組前で当時米ツアーに参戦中の宮里藍が2打差で追い、2007年賞金女王の上田桃子も5打差と優勝圏内にいてのスタートだった。
8番ホールまで、不動と同組の申ジエが首位に並ぶデッドヒート。宮里もそれに食らいついている。勝敗を分けたのは9番ホール。ボギーとした不動に対して申はバーディ。その後は差を広げられ、結果的にはこの日6アンダーの申が2位に3打差をつけて優勝。不動は4打差の3位タイ、宮里は5打差の5位タイ、上田は7打差の7位タイだった。
 この試合は、この年で現役引退を表明していたアニカ・ソレンスタムの最後のメジャー出場としても注目を浴びていた。しかし、現地で観戦した日本人記者にとっては、最終組とその前の組のどちらを見るかに悩まされた、夢のような日であった。
 今年の会場はロイヤルリザム&セントアンズGCというリンクスコース。場所は違えど、日本の実力者がそろっていることは同じ。ぜひ10年前に垣間見た夢を現実のものとして私たちに見せてほしい。

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

トーナメントプロ公式サイト・ブログ