ボールマークを置いてあってもインプレーです!気をつけたいグリーン上のルールの勘違い

グリーン上でのうっかりで手痛い1罰打を課せられた三ヶ島かな
グリーン上でのうっかりで手痛い1罰打を課せられた三ヶ島かな 【拡大】
ニトリレディス(8月23~26日、北海道・小樽カントリー倶楽部)の3日目、三ヶ島かながグリーン上で1罰打を受けた。

ボールマークを置いた瞬間に風によってボールが半個分動いたので拾い上げて元の位置に戻したのだが、これが「止まった場所にボールマークをせずに拾い上げた」ことになり、競技委員から〈規則20-1〉に抵触するとの裁定を受けたのだ(編注)。ボールマークを置いて拾い上げる前に動いたボールはインプレーなため、風や傾斜などによって止まっていたボールが動いた場合、再度止まった場所からプレーを続行するべきだった。

ボールマークに関しては、ちょっとした状況の違いによって無罰だったり罰打がついたりするので、われわれも注意が必要だ。

まず三ヶ島のようなケースでは、ボールが再度止まったところから無罰でプレーを続けるのが正しい処置だ。また、ボールマークをしようとした一連の動作の流れの中で誤ってボールを動かしてしまった場合は、無罰で元の位置にリプレースとなる。ところがボールマークを置く一連の動作が終わって、ピッチマークを直そうとしたときにボールを動かしてしまったような場合は、1罰打となって元の場所にリプレースとなる。

さらにいえば、自分が打つ順番となりボールマークの先(カップ寄り)にボールをリプレースしたときは、ボールマークを拾う前でもインプレーである。ただし、ボールマークとボールの両方を置いた状態でボールに触れてボールの目印を合わせるようなケースは、ボールマークをしてからボールに触れていると解釈されているため、許されている。

だが、こうした複雑なルールも2019年1月1日からのルール改正で少し分かりやすくなる。ボールをリプレースした後にボールが動いた場合、風などの自然現象、誤った場合とも、元の場所に無罰でリプレース、となる。ともかく、ボールマークをしていてもグリーン上にあるボールはインプレーであることをしっかりと認識しておくことが大切だ。

編注:最初にボールマークを置いた位置から三ヶ島はプレーしたため、本来であれば誤所からのプレーで2罰打が課せられる。しかし、競技委員の勘違いによってその場では「元の位置にリプレース」という裁定を受けていたため、前記の1罰打だけが課せられた(競技委員会の裁定が最終裁定となるため)

(本誌・中澤浩治)
文・編集部 ※2018年9月18日号「芝目八目」より

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