米PGAツアーが来季日程を発表 順風満帆のはずなのに試合数が減った!?

米PGAツアー2018-19シーズン日程表
米PGAツアー2018-19シーズン日程表 【拡大】
7月10日、米PGAツアーの来季2018~19年シーズン日程が、例年より約2カ月遅れでようやく発表された。来季は3試合減の46試合、10月に開幕し、来年8月末には終了。その内容も大きく変わる。発表が遅れた理由は「数試合、最後までスポンサーとの交渉がまとまらなかった」ためだ。

人気の米PGAツアーといえど、すべての試合が順風満帆というわけではない。大きく変わるのは、これまで8月開催だったメジャーの「全米プロゴルフ選手権」が5月に、第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」が5月から3月に移動した。これにより3月ザ・プレーヤーズ選手権、4月マスターズ、5月全米プロ、6月全米オープン、7月全英オープンと3月から7月まで、毎月大舞台の大会が戦われることになる。

3試合減となったのは、まず年間レースのフェデックスカップ・プレーオフが4試合から3試合になったため。ボストン開催の「デル・テクノロジーズ選手権」が来年は行われないが、再来年以降プレーオフの1試合をボストンで開催することも検討されている。これでプレーオフが終了するのは8月末となり、シーズンはこれまでより約1カ月近く短くなった。その結果、米国で大人気のNFL(アメリカンフットボール)のシーズン開幕とTV視聴率を争うことはなくなり、実現させたジェイ・モナハンコミッショナーの手腕は高く評価されている。

一方、驚きだったのはタイガー・ウッズの主催するクイッケンローンズ・ナショナルが消滅してしまったこと。11年続いた大会だが、ウッズ主催とあれば、本来はジャック・ニクラスの「ザ・メモリアルトーナメント」やアーノルド・パーマー招待のように重要な大会になるはずだったのだが、「タイトルスポンサーが見つからなかった」という。その要因は、やはりここ数年ウッズがケガのために不在だったこと。ここへきてウッズが復調しているが、それでもタイトルスポンサーを得ることはできなかった。

「新スケジュールはプラス、マイナス両面あるが、新しい時代に突入した。選手、ファンにとってよりエキサイティングな1年になる」

と、モナハン氏は自信を見せる。シーズンが短くなるのは少々寂しい気もするが、内容の凝縮された戦いになることに期待したい。

(在米ゴルフライター・武川玲子)

文・編集部 ※2018年8月14日号「芝目八目」より

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